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【0~2歳児向け】どこの幼稚園に通うべきか?(難関校、キリスト教校に入るには???)

いつもお世話になっております。

慶応横浜の合格発表時間が、だんだん近づいてきていますね。夜眠れず、徹夜されてしまったお父さま、お母さまがたくさんいらっしゃると思います。本当にお疲れさまでした。

今回は、幼稚園選びについて詳しく書いていきたいと思います。

幼稚園選びに悩んでいらっしゃる方向けに書きたいと思います。もし、この内容が役に立つな、と思ってくださいましたら、メンバーシップにご加入頂ければ嬉しいです。どんどん、有益な情報を出していきます。

まず、普通の幼稚園があります。うちの娘は、普通の私立幼稚園に通っていました。その理由は、その当時住んでいた社宅のみんながそこに通っていたからです。

その幼稚園は「いろいろな個性の友達とかかわり、つながりあうことが心地よく、みんなそれぞれ違うことがすてきであると、感じる子どもを育みます。」というコンセプトで、小学校受験をするご家庭は非常にまれです。

幼稚園には、受験幼稚園と非お受験幼稚園がありますが、うちが通っていたのは非お受験幼稚園です。幼稚園に入れる時は、小学校受験など全く考えておらず、年少に入ってから考えたんですよね。

しかし、この幼稚園は自閉症児と一緒に過ごすことで、世界にはいろんな子供がいるということを知り、思いやりの心を養うという特徴があり、娘は非常に心が優しくなりました。それは本当に良かったな、と思っています。

また、小学校に基本的にエスカレートで上がれる同系列の有名・難関幼稚園が、この別枠としてあります。2019年に閉園しましたが、立教女学院短期大学附属幼稚園天使園などがそれです。

まず、お受験幼稚園の解説をします。 こちらは、東京都内で「御三家」と称される、ほとんど全員が小学校受験るような幼稚園があります。

枝光会付属幼稚園、愛育幼稚園、愛育幼稚園のことです。

名前を聞けば、ちょっとお受験にハマり始め親なら「あぁ、あの幼稚園」と頷くような幼稚園です。

次に、「御三家」ほどではありませんが、ほとんどが小学校受験をする幼稚園があります。 有名芸能人の子も通うことがあります。

そして、キリスト教会系の幼稚園。こちらは、キリスト教系の私立小学校を目指す方が多いです。

お受験幼稚園と非お受験幼稚園。この違いは何でしょうか。 お受験幼稚園といっても、小学校受験に出るような「ペーパー」の問題を解く訓練を幼稚園でしている訳ではありません。

違いは、受験が当たり前となっているか否か、という点だ。 お受験幼稚園であれば、周囲の多くの子供が受験するため、受験することを好奇の目で見られることはありません。 情報交換も当たり前のように行われ、情報が入手しやすいのが特徴です。

一方、非お受験幼稚園では、受験する子が極く一握りのため、周りから、受験することを好奇の目で見られがちです。そのため、我が家は小学校受験することを一切周囲に秘密にしていました。ここでは 情報交換をする仲間も限られ、情報不足やそれに起因する不安に陥りやすいといえます。

また、受験という観点からは、行儀・生活習慣に厳しい幼稚園か否かというのも、重要な違いです。

小学校受験では「ペーパー」 「行動観察」「運動」などが主な得点分野ですが、模擬テストなどを受けると、必ずと言って良いほど、「行儀」や「生活習慣」のチェック項目があります。

単なるチェック項目にとどまらず大きな得点分野としてズバリ出題されることも少なくありません。 雑巾を絞る、シャツ・ハンカチを畳む、エプロンをつける、机の上の鉛筆・のり・はさみ等を整頓する、箸を正しく持ち、豆をたくさん移し替える、スモックを畳む、傘を開き・畳む、蝶結びをする等々
枚挙に暇がありません。実際の受験でもチェック・出題されることが多いと考えてよいでしょう。特に、女子校の場合には、いずれかは必ず問われると言えるでしょう。

この点、娘の幼稚園は、不利に思えました。自閉症児と一緒に過ごすことで、世界にはいろんな子供がいるということを知り、思いやりの心を養うということが目的ですが、行儀や生活習慣等にはわりと無頓着でした。

もちろん、行儀・生活習慣は、幼稚園以前の問題で、家庭でしっかりと取り組むべき課題なのでしょうが、幼稚園に子供がいる時間は長いです。そこで、先生から、厳しく躾けられているか否かで、かなりの差がつくような気がします。

さらに言えば、キリスト教系幼稚園か否かというのも関係するかもしれません。女子校には、キリスト教系の学校が多いです。そうした時、 幼稚園がキリスト教系なら良いですが、そうでない場合は、「なぜキリスト教系の本校を希望するのですか?」と聞かれる可能性があります。

過去の面接の質問例を見てみると、そういう質問が確かにあります。この場合、両親とも非キリスト教の場合は、うかつな答えをしたりして、深入りされると、窮地に陥るかもしれません。

そして、幼稚園のカラー。 娘の幼稚園は「生きる力」を重視していました。一方、私立女子校には、 キリスト教系の清楚なイメージの学校が多いです。 かなりギャップが大きいのです。

こうした中、「どうして、うちの学校を希望されるのですか?」 と、印象のギャップを面接で質問されたとき、どう答えるのか・・・。

小学校受験を決めたときには、早実初等部を第一志望にしていたのですが、併願校としてキリスト教校の立女も考えていました。もし、娘が受験するとしたらどうしよう?不安は尽きません。しかし、誰に相談したらよいのか・・・。

そこで、妻は娘の幼稚園出身で、光塩女子学院初等科に行っている女の子の保護者に話を聞きに行きました。この学校は、高円寺にあるペーパー重視の学校です。 ペーパー重視校なら、キリスト教校とはいえ、出身幼稚園のイメージ云々で足を引っ張られずに、何とかなるのかもしれないな、と感じました。

しかし、結論から言えばどこの幼稚園に行っても同じです。御三家に行っても、優秀でない子は全落ちします。その際、周囲には幼稚舎や早実に合格しているご家庭が沢山いますので、そのショックたるや地獄の苦しみでしょう。

最近では、共働き家庭が増えているので、保育園から受験される方も増えています。学校サイドも出身幼稚園を気にしている様子はありません。子どもが優秀で、願書が完璧、面接を上手くこなせれば何の問題もありません。

上記で「お受験幼稚園といっても、小学校受験に出るような「ペーパー」の問題を解く訓練を幼稚園でしている訳ではありません。」と書きましたが、幼稚園のカリキュラムにペーパーが組み込まれている、『真の幼稚園』が5年前ほどに出現しました。

メリーランドの経営する、子どもと幼稚園、です。ここは、メリーランドの授業内容を幼稚園のカリキュラムに組み込みます。そのため、難関校への合格者が非常に多く、慶応幼稚舎のフリー合格もわりと出ます。

これが、幼稚園の特徴です。結論から言えば、どこへ行ってもあまり関係ありません。家から近ければ、無駄な体力を使わず、家庭学習に力を入れられます。無理に御三家に行く必要はありません。

よく考えて、幼稚園、保育園を選びましょう。受験に際しては、私の願書があれば、大抵の学校は合格しますので。


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