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「福翁百話」第96話~第100話

96. 史論・・・論拠を明確にして是非を論じよう

「現実に、識見も知恵もなく品行のよくない老主人が現れて家の物事を処理できなければ、親類が相談の上、引退させて子に譲るか、子がなければ相応の養子に家名を継がせるという事例も少なくない。家を重んじるためである。・・・国もまた同じである。国を重く見、主君を軽く見るという道理は昔の人も同様であって、結局は社会の安寧を重んずるという意味なのだが、実際の方法については一つに限るべきではない。」

願書に使用するとすれば、このような感じでしょうか。

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