見出し画像

【全員向け】今年の女子校受験について

あけましておめでとうございます。

この元旦から3日にかけてはお正月の文化を、子どもと徹底的に楽しむ時期なので、ペーパーはお休みして下さい。

私は、この時期に徹底的に凧揚げや竹馬やコマ回しをしました。昔遊び大好き大好きな早実は、絵画で「お父さんとは、普段何をして遊びをしますか?」というお題を出すため、そこで竹馬や凧揚げの絵を描けばそこである程度合格が決まるからです。

しかし、残念なことにお題はばっちり予想通りに「お父さんとは、普段何をして遊びをしますか?」というお題だったのに、娘は一人で元気よくブランコをする絵を描いてきました。というか、「そこまで予想できる超優秀な親がいるのに、お前はなんでブランコを書いてくるんだ??」と愕然としましたが、合格しました。

おそらく、非常に楽しそうなブランコをしている娘の笑顔で「この子は明るいんだな」と早実の先生方が見て下さったのだと思います。あと、娘の絵は天才的に上手かったので、絵自体の点数は全受験者の中でトップだったと思われます。絵の才能は、漫画家を目指していた私の遺伝です。

慶応幼稚舎も、特段の対策はしませんでしたが、抜群の画力で合格しました。正直、慶応幼稚舎の合格基準はあいまいですので、本気で目指す学校ではありません。早実は慶応横浜をメインとして「受かったらいいな」という感じで受けるべき学校です。

そこを勘違いしているご家庭が多すぎますので、指摘しておきます。

この年末は、国立に合格したと思ったら、その後私学の繰り上げ合格のご連絡をいただくご家庭も何件もいらっしゃり、発表当時は1校のみの合格でいらしたご家庭が、その後繰り上がりがいくつもあって結局は難関校に4校合格という方もいらっしゃいました。

新年に入ってもまだ、補欠の繰り上がりは動いています。

補欠合格をお持ちの方は、チャンスはまだあります。例えば、成蹊などは3月の頭に「お宅のお子さんがぜひ欲しいのですが、いかがでしょうか?」と電話してきます。その時点ではほとんどのご家庭は進学先の制服まで作っているので、成蹊側がふられるんですけど。

本日は、主に女子校について書いてみようと思います。

今年思ったことは、女子校受験で大切なことは、「学校選び」これに尽きると感じました。

私は、女子校があまり好きではないのですが(共学に行った方が人間バランスが良くなるため)、女子高受験をされる方は「学校選び」が最も重要です。

特に11月1日の受験校の選び方と、併願が共学難関校( 慶應幼稚舎・慶應横浜初等部・早稲田実業)であるかどうか、ここがカギになります。

まず女子校をご志願の方で、一番検討が必要だと思われるのは雙葉小学校を受験するかどうかだと思います。

雙葉は、女子校の中で最も合格が難しい学校だからです。

ペーパーがずば抜けてできれば合格する、という学校ではなくお子さまのこどもらしさ、実体験の多さ、ご家庭の日常生活の豊かさ、ご家族の仲の良さと温かさなど、あらゆることが厚く仕上がって合格されるパターンか、お子さまが考査・面接のときになぜかとても活き活きと振る舞うことができて先生の目に留まり、それほど徹底的にはやらなかったけど合格というパターン、この2つ雙葉小学校の合格パターンです。

しかし、東大法学部で雙葉出身の女子と付き合ったこともある私としては、「雙葉ってどうなんだろうな」って感じです。

「私は小学校から雙葉なの」みたいな感じでブランド意識が強くて、はっきり言って付き合っててうざかったですね。別に顔も可愛くないですし。

それなら、頭は悪くても性格と顔が良い白百合女子大学やフェリス女学院大学の子のほうが全然よかったです。

白百合「女子高校」は進学校です。来なくていいのに東大にも20名くらいは来ちゃいます。でも、白百合「女子高校」から東大に来る女の顔って、妖怪みたいなんですよね。「私、勉強以外はできません」みたいな。ブス度があまりにも高くて、こいつと付き合うなら死んだ方が良いな、という女ばかりです。

私、初めて白百合出身の東大生を見たとき、「ゲゲゲの鬼太郎から飛び出してきたのか???」と思いました。女をみて、私の「息子」が女と感じなかったのは、白百合出身者が初めてです。雙葉もヤバけりゃ白百合もヤバすぎます。ちなみに、桜蔭はかわいいです。たくさん東大に来るので、そりゃかわいい子も沢山います。他の女子校はヤバい。ヤバすぎる。それが東大法学部の男サイドから見た女子校の感想です。

おっと、受験に戻りますね。

女子校受験の最大の山場になる、雙葉小学校、聖心女子学院、白百合学園、日本女子大附属豊明、田園調布雙葉学園の5校の考査が行われる11月1日に雙葉小学校を選ぶのはとても勇気のいる決断です。

もちろん11月1日に2校ををハシゴで受験されるケースも多いです。

ただハシゴにもお子さまのタイプにもよりますがリスクがあります。私が1日に2校の受験をお勧めすることができるのは第一志望の考査が先になる場合または、お子さまに体力があり、かつ打たれ強いタイプの場合のみです。

うちの娘は、体力がなかったので一日2校というのは無理でした。試しに11月1日に2校目を受けましたが「疲れて全然できなかった」というので、その学校は見切って辞退しました。

雙葉小学校以外の学校であれば、第一志望をしっかり絞っておられかつお子さまのタイプが合っていれば、合格されるケースが本当に多いです。

女子校も変わったなと思った点では、学校にもよりますが、成績が振るわなかった、面接時に質問に答えることができなかったお子さまでも、合格されているということです。

簡単に言えば、雙葉以外の女子校人気が落ちているということです。今や一人当たりGDPで世界27位の日本には「専業主婦制度」というものは消え去りました。夫婦二人で働くの当たり前の時代です。

1人当たりGDPが世界7位のシンガポールですら、夫婦共働きが当たり前の時代です。

20年前であれば、小学校から私立の女子小に通っていれば「お嬢様だなあ、結婚したいなあ」という東大生もいましたが、東大生は基本的にリスクを取りたくないので、起業をせずサラリーマンか官僚になります。

サラリーマンか官僚と、サラリーマンで30歳で年収1000万円、手取り700万円、官僚で額面600万、手取り500万円がいいところです。この金額ですと、子どもを私立小に行かせるのが難しいです。要は、夫婦ともに総合職でバリバリ働いていないと、私立小に行かせるのは難しいということです。

親の力を頼る家庭もいますが、今や、そんなに裕福な親も減ってきているのが現状です。親も貧乏になっているのが現代の日本です。

それでも女子高にこだわるご家庭向けにご説明しますと、願書が良く書けているご家庭とお父さまが受験に積極的かつ謙虚でいらっしゃるご家庭であれば受かります。

願書については、私にご依頼して頂ければ、完璧な願書をご用意いたします。

あお、女子校受験については、数ある女子校の中で「なぜその学校でなければいけないのか」を明確にしなければ受かりません。

早慶を軸にしていて、併願を女子校にしていますと、願書が早慶寄りになりその女子校特有の要素が無くなりますので、私がフォローするのがベストです。

さて、11月(神奈川、埼玉は10月から)の本番まで、もう10か月しかありません。

願書に限って言えば、早めに完成させる方が精神的に楽です。私も直前の9,10月に駆け込みで依頼されるよりも、時間のある今の時期にご依頼いただいた方が、最高の願書が書けます。

この時期に書いた願書で受験したご家庭で、不合格になったご家庭はありません。

それでは、みなさん頑張ってまいりましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?