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【AZアーカイブ】使い魔くん千年王国・ライナーノーツ

おれだ。そういうわけで、ライナーノーツだ。とはいえ10年以上前……過去ログによれば2007年8月22日から(256レス目からだ。最初は避難所の代理スレだったのだな)10月2日までに投下された作品だ。もはや記憶も曖昧だがいろいろ思い出してだらだら書き記す。

しばらくスレをROMっていたところ、だいたいテンプレもわかってきて、ゼロ魔の原作も多少読んだ。そしておれにもなんか書けそうだと思い、書いた。それがこれだ。「悪魔くん」の松下一郎だ。水木海屈指のきけんじんぶつだ。最初の方は流石に稚拙だが、だんだん上達したような気はする。漫画はぼちぼち読んできたが、ラノベ海や二次創作海には詳しくなく、いろいろ触れていろいろ学んだ。ただ、これは大風呂敷を広げすぎて未だに完結できていない。水木大先生ですら殺すしかなかった松下をおれに扱いきれるはずもなかったが、おれなりに動かしたことで愛着は湧いた。やつは今でもオヒガンの何処かで永遠の闘争を繰り広げていることだろう。(「旧き文明の地であるハルケギニア海の諸相について」より引用)
水木しげる作品はおれの一番根っこの方にある。とはいえこの作品に出会ったのは成人してからだ。ガキの頃に読んだらまた違う感じだったかも知れない。打ち切りになった貸本版をベースにして7年後に文字通り復活させたものだ。マガジン版&白黒実写版は山田真吾、ボンボン版&アニメ版は埋れ木真吾だが、こいつは松下一郎といい、松下電器ならぬ太平洋電機の御曹司でラオモト・チバみたいなやつだ。スズメバチの黄色と黒のストライプシャツを着ている。鬼太郎のちゃんちゃんこだ。戦闘力も高くカラテとジツを使うが、手練の魔術師にはかなわない。しかしやつはホウキとか白い粉とかを使って世界征服に乗り出し、凶弾に斃れる。鬼太郎対悪魔くんではジゴクから悪魔の軍団を率いて地上を征服に現れるし、世紀末大戦ではマッポーの世で悪魔と戦うが打ち切られた。鬼太郎6期スタッフでアニメ化しろ。(「好きな漫画01」より引用)

完結したように見えるが、とりあえず第一部が終わったに過ぎない。ゼロ魔もアニメ第一期はタルブでのイクサで終わっており、サイトがゼロファイターに乗って日蝕の影に突っ込んだら地球に帰還した。蛮人もタルブ戦で終わりにしたし、趙公明はアルビオンでけりをつけさせた。長引くと終わらん。

繰り返すが、おれは小説なんてものを二次創作だろうと書くのはこれがほぼ初めてだった。いろんな連中が喚ばれて暴れまわってるのを見て、おれなりに学習して出力しただけだ。今見直すといらんネタが多すぎてアレなので、note版では大幅に削ったり再編集したりはしたが、大筋は変わっていない。ギーシュ戦やタルブでのイクサは水木&聖書ナイズしてそこそこうまくいったものの、アルビオン行きはどうも間延びしてしまうな。鬼門と言われる所以だ。らんまとファーザーもアルビオン行きの途中でやめてしまった。蛮人はテンプレをひっくり返しトラクスを敵側に持ってきたのでうまくいった。

なぜ松下を?というと、おれがやりたかったからと言うしかない。たまたまそういうオラクルが来ただけだ。おれはカワイイにシリアスをぶち込むのがすきなのだ。トラクスをぶち込んだのもそのせいだ。とはいえ松下は一応8歳のショタだし魔法使い(魔人)なので相性は悪くない。でもやつなら異世界に転移しようが転生しようがどこでも革命騒ぎを起こしてしまうだろう。KAKUMEIとかNAISEIとかいわれるアレだが、おれはあまり詳しくないので、松下的に力技で解決するドリフターズもすきだがこっちが先だ。

動かしているうちにルイズがツッコミ役になり、シエスタはヤンデレ信者になり、ギーシュとモンモランシーは人間をやめはじめた。ねずみ男やバックベアードやベリアル、ファウスト博士に占い杖、ムラシゲルまでハルケギニアに到来しており、もうここは水木ワールドだ。ついでにメガテンや諸星大二郎をぶち込んでジゴクの門が開き、ヒャッキ・ヤギョで鏖殺した。第二部ではあいつやこいつも出てきてますますカオスになるだろう。備えよ。

✡ Pleased to meet you ✡

✡ Hope you guessed my name ✡

今は以上だ。まだあるので続ける。

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