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【つの版】忍殺TRPGリプレイ小説・ライナーノーツ39

 おれだ。溜まったのでやる。ソウカイヤが滅ばないまま第二部に突入したが、いまやオリジナルのソウカイニンジャも手練れ揃いなので、シテンノやフジキドやグラマスを出してもチームならなんとか切り抜けてしまう。そこでザイバツのニュービーやモータルPCを増やしているわけだが、そうするとソウカイニンジャのローテーション間隔が増えて出番が減るし、イベントクリアしていくと全員成長限界に到達してしまう。どうしようかしら。

前回◇ ◇総合目次◇ ◇時系列

【ホール・ハーテッドリー】

 タイトルはKing Gnuの曲「一途」からで、映画『劇場版 呪術廻戦0』の主題歌だ。おれは詳しくないが、一途な野郎がストーカーと化したり、呪術的なブードゥーが使われたりする。途(みち)がひとつしかないなら、それはアノヨへの一方通行の道だと古来言われている。気をつけろ。

 面白そうなシナリオがあったのでやってみたが、おれの次元的にガンドー=サンがソロでやるとよさそうなのでそうした。元シナリオに「サムライ探偵サイゴの挿絵を描いている」とあり、なおさら縁が深いというわけで、アガタ・マリア=サンの住所をネオサイタマからアンダーガイオンに遷してみた。治安的にはおおむね一緒だしよかろう。

 DVヒモ野郎のゴトー・ダイゴ(ボリスでない)をカラテで叩きのめすわけだが、この次元ではサイバネを入れてるのかスモトリ崩れなのか結構強く、回避ダイスすら持つ。それでもガンドーには敵わない。元シナリオではブラックヘイズの旦那がやってくるが、たかがアンダーガイオンのウキヨエ絵師を誘拐するために彼を雇うのも割にあわないし、ストーカーめいた浮浪者が突如ニンジャ化したとした。しかしガンドー=サンは49マグナム二挺拳銃にダムダム弾まで持っているので、相手がアガタ=サンを抱えた状況ならブルズアイすれば止められる。そんなこんなでこうなったが、まだガンドー=サンはフジキドに出会ってすらいないな。どうしようかしら。

◆一◆

◆途◆

【ガラ・ガラ・ハッピー】

 タイトルはとんねるずの名曲「ガラガラヘビがやってくる」のチャイニーズ・カバー版からだ。ラトルスネイク=サンが女子高生を誘拐したりしているのであっている。やってくるのはこちらのほうだが。

 そろそろこいつらのローテなので、コンビを組ませて派遣してみた。アベレージ=サンはステータス表が思い浮かばず出せなかったが、スカウト部門の古参として結構偉くなってるかもだ。元シナリオでは三つヤクザクランをハシゴするが、ひとつはオミットした。最後のはクラン名にツーヘッドとあるからラトルスネイク=サンに加えてもう一人ニンジャを出そうかと思ったが、結構強いしめんどいので一人で頑張ってもらった。ザイバツにはすでにフタツアタマヘビもいるしな。ウーリーマンモスは体力こそ多いが回避ダイスが乏しく、ノダチ攻撃も当たりにくいためデモンハンドが頑張った。

 しかし末端をちまちま殺ってもザイバツの攻撃は止まらず、本拠地へカチコミかけて潰すしかない。とはいえネオサイタマのザイバツ本拠地にはダークドメインがいるし、キョート城はグラマスだらけで現有戦力では攻略しにくそうだ。どうしたもんだろうか。

◆Gala Gala◆

◆Happy◆

【ジャンプ・アップ、スーパースター!】

 タイトルはゲーム『スーパーマリオ オデッセイ』の主題歌からだ。オデュッセウスめいたウーティスがポリュペーモスと戦い、下水道を跳んだり跳ねたりして勇敢に戦う。それはギリシア神話にも書かれています。

 njrpgシナリオのタグをたぐっていて見つけた。こないだサヴァジョは出たが何人いるのかはっきりしなかったし、後日譚がてらにオリジナルニンジャを加えてみた。ポリュペーモスは指名手配犯だから確かに悪名は高く、名前に偽りはないな。仲間を守る健気なバイオニンジャと極悪指名手配犯ニンジャが対決することになったが、勝敗自体は無慈悲にサイコロ勝負で決める。幸いにも善が勝利し悪は滅んだ。インガオホー!まあ仮にポリュペーモスが勝ってもサワタリたちに屠られていただろうが。

◆Jump Up◆

◆Super Star◆

【ニュー・トレジャー・アイランド】

 タイトルはサカナクションの曲「新宝島」からだ。映画『バクマン。』の主題歌だったという。特に漫画は描かないが、ヤクシニーとジェノサイドが連れて行かれそうになる。原作小説とはトレジャー繋がりというだけだ。

 公式シナリオと原作小説をおれの次元に落とし込んでみたら、ヤモトならぬヤクシニーがジェノサイドと共闘することになった。イアイ使いで頭にヤはつくがヤクザではない。すでにヤクシニーは結構手練れで、ジェノサイドも充分に強いため、敵もバリバリに強化した。とはいえグレネディアは前座で、アサルトヤクザもジェノサイドがバズソーで皆殺しにできる程度だ。どうやってヤクシニーを追い込めたのだろう。問題はマンティコア=サンで、バイオサイバネをガンガンに積んだらシックスゲイツ級の強さになり、危うくヤクシニーが死にかけた。倒されたらナーギニーとかが追いついて救援する予定だったが、殺伐がバシバシ決まってなんとか倒してくれたな。

◆新◆

◆埼玉◆

【ウェン・イット・シャインズ】

 タイトルは羊文学の曲で、アニメ『平家物語』のOPからだ。透明感があってよく、歌詞もショッギョ・ムッジョを感じて奥深い。羊文学については翻訳チームもいつぞやの日報で書いていたな。なんかアニソンとゲーム音楽ばかりだが気にするな。ヘッダー画像はクールで気に入っている。

 そろそろダークニンジャを動かしておくかとなり、原作第二部の展開に沿ってブレーサーをゲットさせることとしたが、せっかくだし神聖アンタイブッダ帝国をザイバツの刺客として滅ぼさせてみた。原作ではフジキドとアコライトが潰していたが、ザイバツの監視者があのザマでは、遅かれ早かれザイバツに潰されていただろう。ケイトーは地獄耳なのでいろいろ知っておりメフィストフェレスめいて狂言回しにしやすい。

 各階層のニンジャたちは相応に強化してみたが、グラマス級のダークニンジャには敵わずズンバラリンとキリステされた。そこでイヴォーカーをガンガンに強化すると、今度はダークニンジャでも紙一重で死にそうになった。神器持ちで暴走してるし、これぐらい強くても悪くはない。コミカライズのジルコニア=サンはツルカメに一撃で殺られてたが。ヤバかったらケイトーが例のボーでインタラプトする予定だったが、なんとか独力で倒してくれたな。さすがフジオだ。ところで神器ヌンチャクは例の戦場にあるっぽいのだが、いずれジェムボーグもああなるのだろうか。備えよう。

◆光◆

◆時◆

 今は以上だ。また溜まったらやる。

【以上です】

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