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ITeens Lab.流 教育の真髄

先日、ITeens Lab.のスタッフミーティングで「ひたすら受講生について話し合う」というミーティングを行いました。
これは【スタッフの教育哲学を深める】ことを目的にしています。

ITeens Lab.では、受講生一人一人にフォーカスすることにこだわっていて
例えば【当面の目標】と呼ばれるシステムがあり、各ラボの責任者は必ず定期的に管轄の受講生全員に対する指導方針を立てて、チェックを受けています。多様性を尊重し、画一的な指導にならないための工夫ですが、もちろんかなりの労力を費やします。
これも実はスタッフの教育哲学を深めるための施策の一つです。

ところで「良い先生」ってどんな先生でしょうか?
・教え方がうまい先生
・優しいけど、必要な時にはしっかり厳しくできる先生
・子供たちに親身になってくれる先生
・教室を明るい雰囲気にできる先生
・保護者ともしっかり連携がとれる先生
etc...
いろいろあると思いますが、程度の差はああれど、当然どこをとっても完璧な先生なんていません。先生それぞれにも個性があって良さが違います。その先生の良さが子どもの個性に合うかどうかも相性があります。

なので、どの程度のスキルを持っているか、どの程度子どもたちのことを考えられるか、に関してはわかりやすいのですが、どういう人間性の先生が子供たちに良い影響を与えるのかという議論はとても難しいのです。
オレは講師各人が最大限【良い先生】を目指してもらうことが重要だと考えています。
イマヌエル・カントみたいですが【自身が子どもたちのためを思って良い教育者であろうとする人】こそが良い先生だ、と考えているのです。

そんなわけで、今回、スタッフの教育哲学を深めるため、そしてより質の高い指導を実現するために6時間かけて、受講生一人ひとりやゼミの運営について指導についてをひたすら話し合いました。

さすがITeens Lab.スタッフ!6時間あっても時間は全然たりず、意見や議論がひっきりなしでした(自画自賛すんません)。
この春から高校生になった、元受講生らを数名研修スタッフにしていますが、彼らも「ゼミを受ける側の立場だったからこそわかることがある」といって積極的に意見を出してくれました。

試みがうまくいったので、今後ともこのようなミーティングを重ねていきたいと思っています。
ぜひスタッフにも子どもたちのために何ができるか?自分は良い影響を与えられているか?子どもたちが大人になったとき求められるスキルはなんなのか?いろいろ考えて悩み抜いて欲しいですね。

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