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非公認大会に行ってきました

2019年、浪人生活を経て大学に入学しなんとなく始めたバトルスピリッツ。当時は一年後も細々とやってんのかなとか思っていたわけですが、現実はわからないもので毎週のようにショップバトルに行き、非公認大会にも出て何気に結果なんかも残しちゃったりしているわけであります。

今回は非公認大会前日から当日にかけての単なるレポートでありいつも面白くない当ブログが輪をかけて面白くない可能性が高い。ブラバ推奨である。


大会前日までにどんなデッキが使われるかやそれに対して自分がどんなデッキを使うかなどをシコシコ考察し時には中学同期の女さんの手を借りて有料の考察記事を買うなど結構必死に勝ちに行っててオタクワロタといった感じだったんですが「正直勝てんやろ」と思っておりました。実際、何の実績もない新参者であるので持てるものは根拠の薄い自信のみ。そんな状況になると人間どうにかしてその負けを薄めようと努力するわけで、一緒に大会に行く2人に、予選落ちしたら私の行きつけのつけ麺屋であるバガボンドに行こうと提案し当日の目的のすり替えと仲間づくりに走ったわけですね。その試みは実にうまくいって明日は大会に行くのではなく「バガボンド」に行くのだと3人の目的を切り替えることに成功しました。

そして夜になり10時開始ということも相まって普通なら早く寝るところを何をトチ狂ったのか先輩とエーペックスを始めました。今にして思えば負けた時の予防線だったんだなと無意識の防衛行動の素晴らしさを感じます。早く寝ないとヤバいと無限に言い続け寝たのは朝の7時。負けても理由がつくし負けたら負けたでバガボンドと完璧なシチュエーション。

そんでもって朝、会場に着くと絵に描いたようなオタクは予想に反しておらず、ただ熱気が支配している熱い空間が広がっておりました。私はというと回らない頭でバガボンドで何を食べるか真剣にthinkingしていました。

試合が始まり一戦目、これといった事故もなく普通に回って普通に勝ってアホな私は気分を良くしていましたがその時すでに事件は起こっていたんですね。二戦目、三戦目と勝っていくにつれて更に気分を良くしていっていたんですがこの辺りで気付きました。
「アレこれ1人だけ予選上がれなくてヤバいやつじゃね?」気づいたこと自体は悪くなかったものの、時すでに遅く気づけば予選通過者の発表が始まっておりました。一位で名前を呼ばれた後とりあえず俺だけ上がればまだ大丈夫だと念じ続けていたところ9位まで友人の名前が呼ばれなかったので安心しきっていたんですが
運営の人「10位 デデンネさん」
デデンネ「しゃあっ!!」
数字は無情なもので何一つとして私に都合よく進んではくれません。とりあえず調子に乗ってお茶を濁すことにした私は調子に乗りながら決勝トーナメントを勝ち進み決勝に辿り着きました。ここら辺で調子に乗るのがピークに達していたためこれはもういけるやろとたかを括っていたんですが…

決勝の相手はデデンネ

本当に恐れていたことが起こると感情が無になるんですね。デッキの相性的に相当のブン回りがなければ勝つことは不可能。決勝が始まる前の時間、デデンネと軽口を叩きながらも内心ではいつもは大して信じていないあらゆる神に「こいつのデッキ事故らせろ!」と祈っておりました。

でもって試合開始
普段から信仰していない神が微笑んでくれるはずもなく順当に負け(動画撮影されてたけど本当に面白くない試合だったと思う)準優勝。


このあと気を利かせて夜メシにバガボンドに行こうと誘い赴いたところなんと既に閉店しており、代わりに行った蕎麦屋の蕎麦の味を忘れることはないだろう。この大会を経て私の根拠のない自信にちょっとした根拠が付き、2度と予選落ちしたらどうするなどと言った提案をしない固い決意が宿った。マラソン大会の裏切る側を経験したことはなかったので大学生になった今経験出来たことは貴重だったのではないかと思う。





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