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アプリ:生活百景

Glideというツールを知り、それを利用してスマホ用のアプリを作ってみた。数日前、Classical KANAを公開した。それに続き、ここ数日、さらに「古典画像にみる生活百景」を仕上げた。ここにその内容について二、三記しておく。

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変体かなのアプリと同じく、「生活百景」もすでに公開した特設サイトの内容を基に制作した。すでに五年も近くまえに公開したものである。(絵巻三昧:「生活百景」)今度の作業にあわせて、それぞれの場面をめぐる日本語のみの短いメモに英訳を加え、完全に日本語と英語の両言語対応のものにした。

アプリの内容の中心は、オンラインでデジタル公開をされている絵巻や絵本、屏風などから日常生活にかかわる場面を百枚選び、それにタイトル、メモを加えたものである。それぞれの絵にはもともとの作品のタイトル、所蔵、そして公開のリンクといった基本的な情報を添えた。

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なお、全体の統一を図るため、収録した絵にはすべてスケッチ風のタッチを与え、詳細はオリジナル公開を参照することを促した。

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これら百の場面へのアクセスには、三つの方法を用意した。基本は日本語と英語の読みによるリストである。狙う項目をタッチして絵を開き、そしてそこから「戻る」あるいは「リスト」をタッチしてこのリストに戻ることになっている。

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二番目の方法は、簡単な分類に基づくものである。「人間の一生」、「行為・行動」、「他人と世間」という三つのグループを決め、それにあわせて場面を分類した。

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三番目は、リストの画面の最初に配置した「ランダム」からである。ここからアクセスする場面には、「次へ」「前へ」という方法が用意され、日本語のリストからなら日本語読みの順番、英語リストからなら英語読みの順番に違う場面を読み続けることができる。さらに言語選択のボタンから、閲覧している場面の言語を切り替えられる。一度選んだ言語は、違う場面へ移動してもそのまま維持することになっている。

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「生活百景」アプリは、アンドロイドとアップルの二つのシステム、携帯やタブレットなど違うサイズのデバイスに対応している。ただ、配布は「Google Play」や「Apple Store」からではなく、ネットのアドレスを用いる。スマホやタブレットでつぎのリンクを開き、「ホーム画面に追加」を選べば、そのまま普通のアプリと変わらないスタイルでスマホの画面に現れる(iPhoneならサファリを使って開くこと)。なお、リンクはつぎである。
https://100scenes.glideapp.io/

いまだ模索を続けているので、関心ある方はぜひお試しになり、コメントなどお寄せください。

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