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Draft前下調べ


今回ドラフトに対して落書きする前に調べたものです。
興味があればどうぞ


マイナーの年齢とポジションの偏りチェック

調べたのはこちら。Excelにちまちま深夜に打つの辛かった
A,A+,AA,AAAに分けて計測。
計測条件として
①今年到達した以外のMLB到達経験のある選手を全て計測外に(プロスペクトの計測という名目のため)
②MLB到達の有無に関わらず年齢が高い(29とかそんくらい)を対象外に
③あくまでも各傘下チームRoster内の選手を対象とする。(MiLB.comで確認できない選手に関しては記載なし)
そしてその後にグラフにまとめたものを示す。
記憶が正しければ、縦軸がプレイヤー数、横軸が年齢、そしてグラフ下にポジションで色分けがされています。

A層のプロスペクト達

一番若いはずのA帯

 今は基本若い投手がROKリーグなどで身体づくりをしながら経験を積ませるような状況がメインであるため、特に肩肘が消耗品であるため仕方ないことではありますが、若い投手、特に左はほとんどおらず、Cの層も22歳と25歳の2人とLow-A層としては年齢的に高すぎるかもとは思っています。

 ROKリーグにFelnin Celestenという全体Top100クラスのSSがいて、今季中によほどのことがなければColt Emersonが間違いなくHigh-Aに入れ替わりで昇格すると考えられるため、一部の方から見受けられたSSの余剰というものは存在しないと考えます。余剰とするならSSではなく2Bプロスペクトとして判断された選手の場合でしょう。そのためその2人はまず出ません。

A+層

うーん?

 19歳の2人はつい先日昇格したLazaro Montes(全体Top100)とMichael Arroyo(傘下9位)の二人で、逆に言えば21歳未満はその二人以外いません。
C層は24歳未満が1人もおらず、全体的にC層の高齢化が進んでいると考えられます。またpureCFがおらず、年齢層的には今のA層からの昇格があり得そうな選手たちもコーナーよりはセンターラインよりなので大学のコーナーヒッター1枚追加とかあるかも。

AA層

おーん……

Harry FordやCole YoungといったETAが近い有望株がいますし、最近はAAAをパスしてMLBに直行する選手もある程度実例があるので、実質AAAをMLBのスクワッドとして利用するような考えに移行している節もあります。

今までのLow,High-AではC層に関して薄いという話もしましたが、AAには圧倒的ValueのHarry Fordにプレータイムを与えられるという点ではむしろ良いと考えられると思ったのですが、日本時間7/7にLFで試合に出たというのもありトレード?という噂も出ていますが傘下に目ぼしいCがいないのでなんらかの形でCの補充の目途が立たなければないと思います。

AAA層


え?????

 AAAをパスしてMLBに直行する選手もオプションでAAAで調整したりするので、前提としてAAAをMLBのスクワッドとして利用するような考えに移行しているものとして考えます。

明らかにプロスペクトとして数えていい選手ではOF以外の層が薄く、特にOFは一部TLで流れてくるSpencer Packardの出場機会などがあまり確保されていなかったなどデプスのバランスとしては微妙に感じます。

合計

こんな感じとなっています。
全体的に見ても傘下に有望なLHPが少ないのと、CでTop30に入れるようなその選手に機会を与える必要性を感じる選手がFord以外いないので出来ることならドラフトで2-5巡目でこのポジションでスリップした選手などがいるかなどに着目してみたら面白いのではないでしょうか。

傘下有望株が使われそうなトレード相手に関して自分の感想

自身の願望

 売り手と喚いていますが実際は無理でしょう。買い手であることは間違いないです。それでは今年の市場を見てまずトレード関連で私の偏ったTLでMarinersと絡んでいる名前を挙げてみましょう!

  • Luis Robert Jr.

  • Jazz Chisholm Jr.

  • Pete Alonso

  • Vladimir Guerrero Jr.

  • Cody Bellinger

  • Nico Hoerner

  • Luis Rengifo (Taylor Ward)

などですね。私の答えは全員来ないし取らないです。
順々に触れていきましょう。

  1. Luis Robert Jr.
     市場で一番トレード対価が大きそうで、かつCFも守れるこの市場で最大の価値を持つ選手でしょう。T-モバでの強烈な打球が印象に強い方もいらっしゃるのではないでしょうか。Julioをプロテクトするには最高級の打者で、実績ももちろん十分です。
     こんな前口上は置いといて私の感想です。 いらん。

    ①怪我に苦しんで稼働できない可能性が高い(実例あり)
    ②CFにJulioがいるのにわざわざ対価の張るCFを取る必要がない
    ③②を満たすため打力のあるOFを取るならコーナーの方が対価が安い
    ④そもそもK%が33.1%、通算でも26%の打者がシアトル来たらもっと三振する。
     三振多い打者ならGalloでも連れてきた方がまた開き直ってよい。
      対価がSoto並みのパッケージを要求しているという話もあり(流石に今は交渉時間があるので強気の要求)というのも避けたい理由です。

  2. Jazz Chisholm Jr.
     トレード話も出始めている、2B/OFのスター性のある選手です。一見完全なフィットにも見える人もいるかもしれませんが

    ①やはり三振率。今期は25.2%だが通算28.2%と高い
    ②また23年シーズンから完全にCFに転向している。
     ①もRobertの④に、②もRobertの②の事項に当てはまりますし、Marinersの弱点を埋めるという意味では2Bの方がCFより合致するので2B経験が丸2年ないというのはオプションはないものとして考えられます。そのため2B/OFと書きましたが実態はCFのみです。また現LADのMiguel RojasとMIA時代一時期衝突の話が(これはRojasの期待が行き過ぎてなんかぶつかったみたいな感じと捉えましたが)
     Winkerの件を見ると不和の可能性がある選択はしないと思いました。ちなみに名前は上げていませんがPhamもこれに該当します。(まぁ練習態度とかなら寧ろ彼らは悪くなく、PhamはKelenic放出前寧ろ良きKelenicの手本となるのでは?と思い、当時獲得を考えていました。)

  3. Pete Alonso
    1BのTy Franceが西宮に飛び立ったAS選手破壊野郎 Sheldon Neuseとの接触事件で負傷して以来微妙な成績を残すようになり、ファンのヘイトを買うようになり、オフのドライブラインでの成果もあまり目に見えない状況で1B補強として真っ先に挙げられた選手です。避けたい・来ない理由は
    ①まず現在のMetsの位置はPS圏内。無理に売る必要がない
    ②保有権は半年
    ③1Bには有望なTyler Locklear,一応1BopのあるRaley,Canzoneの存在
    ④年俸が大体20Mと高い
    まず①に関しては無理に売る必要もないし、待てるNYMとしては満足な値を積まないなら売らなければいいのです。

    ②に関しては半年の選手にリソースを注ぐのは、確実にPSに行けて更にPSでのワンプッシュを狙う場合のみだけだと私は考えるある意味進行論的なものや、彼の代理人がScott Borasであり契約延長とオフの再契約が事実的不可能であることが理由です。

    ③はTy Franceのアップグレードも考えではありますが、私は出すわけないでしょうがそれならARIのWalkerが一番だと思います。Canzoneの1Bopは実質ないものとも考えて良さげでしょうが、1Bの市場を見ると1Bを取るよりコーナーOFの方が豊作に見えるのでそっちを確保してRaley1Bを増やすのもありではないかと考えます。

    ④は昨年HOUがやられたやつです。年俸負担の代わりにプロスペクトの格を上げろという可能性と、単純に20Mの増加なんてケチオーナーJohn Stantonが許すわけないと思います。これで万が一Top100クラス1人でも持ってかれろ、最低でもALCS行かんと割に合わんわ。

  4. Vladimir Guerrero Jr.
     Alonsoと同じ理由で目を付けられ、かつ彼より保有期間が一年長いことから名前が挙がっているようにも感じます。
    ①まずTORの照準は来年
     そうです。TORは今年限りの選手を売るのであって、25年に最後の花火?を打ち上げる気です。最後の勝負をする力はまだあります。それこそNYY Juan Sotoがシーズン中に延長の報でも入らなければこれは変わらないでしょう。
    ②保有権が1年長いところで…
    うちの傘下には1年で出てくる1B本命はいません。2B/SSにCole Youngなどはいても1Bを守りそうな有望株はTyler Locklearと長い期間をかけてLazaro Montesくらいでしょうし、後者はOFとして現在育てられています。1年伸びても本命1Bがいないなら延長かFA市場を漁るのが安定でしょうがそれこそ1Bの延長などPujolsなどを見てきた方々からしたら分の悪い賭けでしょう。

  5. Cody Bellinger
    ①Cubsは今年は難しいと判断するだろうが来年勝負しないとは言っていない
    ②第一Bellingerの契約からして対価が非常に決めづらい
    ③わざわざBellingerを1B専として獲得するのはコスパ悪くない?
    ④怪我の報が入りなら対価がショボいと感じる可能性
    ①は先ほどのGuerreroと同じですね。TORと同じく諦めたとしてもそれは今シーズンに限ります。彼らに今年契約が切れる主力野手はたくさんいるわけではないのです。今年解体する必要はないのですから当然です。
    ②彼の契約内容は毎年opt-out可能な契約です。つまり年数より短い在籍の可能性もあれば活躍せず不良債権となってしまう可能性もあるのです。
    彼はT-モバで非常に相性のいい打者なので悪くない選択肢ですが、CHC側は複数年保有可能な好打者として対価は高いでしょうが買い手側からしたらこんな面倒な物件に高い対価は払いたくありません。強いて言うならopt-outの行使の有無で後日指名の追加や後日指名選手の質の口約束などでしょうか。
    ③CFというポジションを守りながらあの打撃成績を出せるのが価値を最大化するのであって1B専と考えるなら正直Alonsoなどと同じでしょう。
    ④怪我が出て不明。特に手の骨折のような報道のため彼が復帰後も同じようなパフォーマンスを残せるかは微妙に感じます。

  6. Nico Hoerner
    ほとんどBellingerと一緒ですね。
    ①安く延長もした選手をFA近いわけでもないのに出す意味どこ?
    ②売るならもっとセルハイできるとき、つまり今年ではない
    ③Cubsは諦めるとしても”今年”であること
    ①も③もBellingerで触れましたので②だけ、彼の今季スラッシュラインは.251/.334/.345/.679です。キャリアトータルで.274/.338/.377/.715を残したことを考えると今年よりもキャリア平均に戻ってから売った方が見返りは良いでしょうし今は比較的安価で買いたたかれる心配もあるでしょう。

  7. Luis Rengifo (Taylor Ward)
     Seattle Mariners フロントオフィストップであるJerry Dipotoは過去にLAAとのトレードを行ったことがありません。これはLAAオーナー Morenoとの確執も関わっていると見られており、今季特に雪解けした様子もないので今期もトレードは行われないでしょう。またRengifoに関しては指標の青さも含めて取ってからの急降下も考えられます。ある意味LAAだからこそ輝く選手とも考えられます。
     Morenoはまた個人的にSEAとLADへのトレードを嫌っているような噂もあり、その2球団との取引は出来る限り避けるのではないかという予想からまず土俵にも上がらないと思っています。

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