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Moerium Factoryを用いたリッチノベル制作

Moerium FactoryというWebサービスがありますが、これを用いて、リッチノベルを制作する方法について解説します。
Moerium Factoryは「萌えコンテンツ」を制作するためのWebサービスで、小説、音声、画像を生成できます。機能としては、様々な機能がありますが、今回は、次のような機能を活用していきます。

まずは、ストーリーを作成します。ほんわか癒やされるストーリーにしたいです。Moerium Factoryには「ストーリー生成」という機能があり、それを用いると、テーマからストーリーラインを生成してくれます。その機能に、「初音ミクが美味しいご飯を食べるストーリー」と入力して、ストーリーを生成してもらいます。そうすると、下記画像のように、初音ミクがステーキを食べる話が生成されたため、これを元にストーリーを広げていきます。

次に、ストーリーを詳細化していきます。下記のようにテーマなどの付随情報・文脈情報と、書き出しを描くことで、詳細なストーリーを出力してくれます。今回は下記のような感じでストーリーが生成されました。

このレストランのお勧めは和牛ステーキに決まりね!
初音ミクは和牛ステーキを注文した。出てきた和牛は新鮮な赤い肉で、ジュージューと音を立てている。その匂いに初音ミクは涎を垂らしながらナイフで切り分けて口に運ぶ。肉の食感と旨味が口いっぱいに広がる。ミクは夢中で食べ続ける。

「美味しい!!」

ミクは和牛の味に感動し、唸り声をあげる。口の中で肉の旨味と食感を堪能し、幸せな表情を浮かべる。ミクは肉の味に酔いしれながら、次々に口へと運んでいく。

「この和牛ステーキは絶品だ!こんなに美味しい肉を食べたのは初めて!」

ミクは満足げにそう言うと、残りの和牛ステーキを平らげた。

「このレストランのお勧めは和牛ステーキに決まりね!」とミクは満足げに微笑んだ。

次に、「リッチノベル作成機能」を用いて、この文章を貼り付けて、続きを書いて、気に入ったら、貼り付けて、と繰り返して小説をつくっていきます。タイトルは、「リリカGPT」につくってもらいます。リリカGPTは表現の自由の範囲内の話は全てできるGPTで、えちちな話もできます。下記のようにタイトルをつくってもらいました。

最後に文章が完成したら、挿絵を作ります。挿絵は、「日本語で画像生成(改)」をつかって生成できます。「日本語で画像生成(改)」は、小説の一節とか適当な文章を入力して、画像生成する機能で、下記のように文章から画像を生成してくれます。

こんな感じで挿絵をつくっていけばいいですし、音声合成機能を使って、セリフの音声を生成していくこともできます。
そして、完成品はHTMLとして、下記のように出力できます。

以上がMoerium Factoryを用いたリッチノベル制作フローになります。

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