不妊治療-凍結結果

採卵から約一週間経ちました。体調はというと、とにかく便秘が酷いです。採卵自体が原因なのか、採卵後から服用しているOHSS予防のためのカバサールが原因なのかは分かりませんが、元々の便秘体質も相まり便がなかなか出ず困っています。2、3日前には便が溜まりすぎたのか、夜中に急な腹痛に襲われ、下から出すことができず嘔吐してしまいました。その後夫に浣腸剤を買ってきてもらい、何とか便を少し出すことができ、体調もひとまず落ち着きました。その後はなるべく消化の良いものを食べ、便が溜まってきた感覚があっていきんでも出すことができない場合は浣腸するようにしています。浣腸は人生初の経験でしたが、今後も酷い便秘の時は使うのもありかなと思っています。

そして本日凍結結果を培養士の方からお電話で教えていただきました。採卵できたのは17個でしたが、その後受精まで進んだのが7個、そして最終凍結できたのは1つでした。正直受精の結果が思ったよりも悪く、最悪1つも凍結できないことも十分考えうると思っていたので、ひとまず次のステップ、移植に進めるようでホッとしました。しかし1つでも多くの受精卵が胚盤胞まで成長してくれることを期待していたので、今は何とも言い難く、気持ちの整理をつけるのが難しいです。もし移植が失敗したら、また採卵からやり直しと思うと億劫な気持ちになります。しかし保険適用内で移植できる回数も限られている中で、グレードが悪いものを凍結できたとしても、その卵を移植するのは何だか勿体無い気もするので、体の負担はありますが、採卵の回数を重ねる方が金銭的な負担は軽減されるのかな、とも思っています。今回の結果は悪い面も良い面もありますが、なるべく良い面だけを見て、心を疲弊させないようにしたいと思います。

ちなみに凍結できた卵のグレードは4ABで、5日目の朝には既に成長が確認できたようでした。卵が少なくなっていく中、頑張ってくれていたんだなとしみじみ感じました。また採卵できた卵のうち、9個が未熟卵だったそうで、成熟卵は8/17個でした。そう考えると受精率はそこまで悪くなかったようです。培養士さんの話では成熟卵に関しては特に質の悪さは感じられず、胚盤胞まで成長するものが少ないのは精子にも要因があるため、次回は精子活性化のオプションを提案する可能性があるとのことでした。私は自分が妊娠しないのは、着床に問題があるからだとばかり思っていたので、卵が育っていく過程にも問題があったのだな、と気づきが得れたのは良かったと思います。さまざまに悩みましたが、今は人工授精から体外受精に切り替えて良かったと思っています。

この残ってくれた卵が染色体のエラーはない卵なのか、着床してくれるのか、考えてもキリがないですし、今は1つ残ってくれた卵を信じるしかないと思っています。正直受精結果が分かってから毎日が不安で、あまり余計な情報を見ないようにと思いつつもやみくもに色々な人の経験談をネットで検索し、一喜一憂してしまいがちでした。でも自分が他の人のケースに当てはまる確証なんてどこにもありません。先のことは分からないからこそ今は信じるしかないのかなと思います。今後もきちんと卵が解凍できるか、移植が上手くいくか、着床するか、妊娠が継続するか、果てしない、幾つもの壁があります。そしてその中には自分ではどうしようもできず、焦りを感じつつもただひたすら待って信じて委ねるしかできないことも沢山出て来ると思います。良い結果が得られる確証なんて一つもなく、苦しくて苦しくて仕方ないことばかりだと思います。でも妊娠については逃げても、子供の不在という事実・現実からは逃げ切ることはできない以上、余力ある限り治療を続けていくしかないのかなと思います。

次は生理3日目か4日目に病院を受診する予定で、その際に移植周期に入れるか検査して貰います。また、凍結できた卵にいても報告書を見せてもらえるようで、少し楽しみです。生理が来るまで、しっかり体も心も休めながら日々過ごして行きたいと思います。

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