■形にこだわることにしました。▲            ~その1:通関士になる~

 今年は20代最後の1年です。この10年間私は経験することに重きを置いて生きてきました。その為に惜しげもなく稼いだ金を使い、そしてこの10年間素敵な経験も苦い経験も色んな場所で身をもって体験することができました。29歳の私の思考は19歳の時の私の思考とは、いい意味で全く違うものになりましたし、色んな価値観に触れ、絶対に無駄な10年は過ごしていないという自負があります。

が、しかし。ここにきて思った。体験や経験があっても目に見えるものがない。例えば、いい経験ができました。とかあの時代のあれが大変でしたとか、自分で経験したことはあくまで主観的なものであって、極端に言えば、嘘でも言えることになってしまう。客観的に見たときに説得力に欠ける気がする。単純に形に残したい。と思った。

 形ってなんだと思った。嘘がつけないもの、誰が見てもわかるもの、社会的信用があるものetc... いろいろ考えた結果国家資格を取ろうと思った。受験資格がなく、語学力も生かせそうな貿易の唯一の国家資格。特に私が気に入った点は、通関士は通関士の資格を持ってないと通関士と名乗れないところ。(ネット情報) そう、嘘がつけないものだ!これぞ形だ!(ピンときた!)

 『今の時代、形式にとらわれない新しい時代なのに形にこだわるって。あんたそういうのが一番嫌いじゃなかった?』と自分の中でそういう声もあったが、一旦次の10年間は無視する。 39歳の私がどう思うかは、29歳の私にはわからないけど、私は、形を残すためにまずは第一弾として通関士を目指します。

ここに勉強記録を今後残していきたいと思います。

ちなみに長年付き合った彼と去年結婚したので、それも形にこだわる前兆だったのか?(いろいろ結びつけすぎか?いやこれは前兆や(確信/革新))


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