子どもの本の編集について①
いきなり愚痴っぽい話になりますが、子どもの本の出版社はどこも規模が小さいから、絵本はもちろん、読みもの、図鑑、実用書など様々な形態の本をつくることが求められます。そのため編集者には専門性のある深い知識や作業より、広く浅い内容が求められがちで、ときに他業態の編集者と話すときなど、軽く扱われることがあります。
我々を軽く考える人に言いたいのが、多岐にわたる立ち位置を求められるこの児童書編集者のポジション、誰でも簡単に出来ますかということ。事業形態的に作家を自由に選ぶことが難しい