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義足で楽しく走るために(2) xXiborg Talk vol.3
この記事は2020年7月23日に行われたオンライントークイベント xXiborg Talk vol.3「義足で楽しく走るために ③ギソクの図書館について」の一部を記事化したものです。
ギソクの図書館について
為末大:
遠藤さん、義足は高そうですね。Xiborgでは最初の頃から「誰もが走り出すようになるために」を議論していて、試したのが「ギソクの図書館」だった。やってみてどうでしたか?どんなインパクトを起こせましたか?
遠藤謙:
まずギソクの図書館は何かを話させていただきます。僕の後ろに映ってるのは、ギソクの図書館そのものなんですよね。ちょっとぼやけてしまってますが、、、。こういうふうに板バネもXiborgの板バネだけではなくて、いろんな会社の板バネをいっぱい用意してます。
義足ユーザーが自由にここに来て、自分で交換して、走って、帰っていくっていうような場所になったらいいなと思いました。
―つくった経緯―
・競技用義足が高いので、誰でも借りられるようにしたい
・将来的に本人が板バネを交換して自分のタイミングで自由に走って欲しい
(多くの人が板バネの交換は義肢装具士にしてもらっている)
・走りやすいタータントラックがあり、屋外よりも走る難易度が低い
(タータントラックとは、陸上競技場の地面で使用されている合成ゴムのトラックのこと)
この場所をつくって良かった点は、義足ユーザーで走り始めた人が結構増えたことと、義肢装具士さんだったり色んな関係者と知り合いになれたこと。
想定してなかったことは、遠くの人が来れないこと。あと結局、ランニングクリニックの時しか人が来ない。自分で板バネを交換するよりは、どちらかと言うと義肢装具士さんにしてもらう事になってるんだなと感じています。
ギソクの図書館はすごく良かったんですけれども、そこからまたさらに課題が出てきた。これらを解決していかないと、みんなが走れるようにはならないなと感じました。
次の記事:義足で楽しく走るために(3)xXiborg Talk vol.3をご覧ください。
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日時:2020年9月22日(火・祝)13:00〜16:00
会場:静岡県草薙総合運動場このはなアリーナ
参加費:無料
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