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なぜ、妻は夫の「〇〇してもいい?」にイライラしてしまうのか。


夫の「〇〇してもいい?」という言葉。
一見、妻のことをとても考えているようにみえるこの言葉。なぜそれが、妻の私をイライラさせてしまうのか。
「〇〇してもいい?」の言葉は、世の夫が言いがちな「〇〇してくるから!」(※これはもう論外)から派生した、一見気遣いができてそうな言葉である。なぜなら、決定事項ではなく、妻の許可を得るために相談をしているからだ。なので、私の夫は前者の言葉を使う。妻の私もそれを聞いて嫌な気はしなかった。以前までは。


なぜ、現在その言葉にイライラするのか、自己分析をしてみた結果、これだ!と思う考えにたどり着いたので、聞いて欲しい。


「〇〇してもいい?」


という言葉を聞いた私は、もちろん夫にも趣味の時間やひとりの時間も大切にして欲しいので、「だめ」とは言いたくない。
言いたくないが、言いたいのである。


「〇〇してもいいけど、その間の育児や家事はどうするの?」


この

代替案が欲しい。



たとえば、
「今日、美容室行ってきていい?」
これを以下に言い換える。
「このあと洗濯物をとり入れて、17時頃に息子のお風呂を入れるように帰るから、今日美容室を予約してもいい?」

完璧である。

これなら、私はこのあと洗濯物をとり入れなくてもいいことが分かるし、お風呂も待っていられる。さらに、帰ってきた時間に合わせて晩ご飯も作れる。

そう、
「〇〇してもいい?」
という言葉を受け取ったときに、妻はここまで考えているのだ。
「〇〇するんだったら、いま干してる洗濯物は私が取り入れるの?晩ご飯は?お風呂はいつ入れよう。今日はまだ掃除もできてない。息子はお昼寝するかな?」


なぜ、夫が「〇〇したい」ということに対して私がこのまで考えなければならないのか。やりたいことがあるのは夫なのだから、夫が考えるべきなのではないだろうか。そういうことを思い、イライラする。


妻は日頃、
何時に美容室行くから何時までに洗濯して洗い物して、掃除して、ミルクの時間を計算して、お昼寝のタイミング見計らって、だいたい何時に家に着くから晩ご飯の準備はここまでやっておこう。
等と考えて行動しているのだから。


ここまでくると、あくまで個人的ないけんだが、
「〇〇してもいい?」という許可取りだけでは、本当の気遣いとは言えないのではないのだろうか。


また、もうひとつ重要なことがある。
「今日は美容室に行かせてくれてありがとう。来週はママがリフレッシュしなよ」
ここまできたら拍手を送りたい。


理由がないとなかなか出かけられず、ひとりの時間も取れない。なので、夫から提案してもらえると、気兼ねなく出かけたり、ひとりの時間を堪能できるのだ。

え?

息子が寝てる時間はひとりの時間?



息子の存在がある状態で、完全に自分の時間は取れない。
自分も昼寝して、息子が窒息したらどうしよう。
目を離して危険な目に合ったらどうしよう。
呼吸はしてるかな?
次のミルクは何時かな?
それまでに家事終わらせよう。
こんなことを考え行動してるうちにあっという間に一日が終わるのだから。

こういったことを踏まえて、
きっとイライラしてしまっていたんだと思う。

最後に。
イライラしてしまった妻の私から言いたいことはひとつ。


一度、
朝の9時から夜の19時まで、ワンオペをやって見てほしい。
(家事・ミルク・お昼寝・遊び・散歩・お風呂は完了させてて。)

以上である。

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