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中国語勉強日記 #9 「把構文 パターン1」

みなさんこんにちは、マサルです。

今回は“把構文”というものについて説明します。この記事がみなさんの勉強の役に立つと嬉しいです!

本題に入る前に“把”という単語について少し説明します。“把”には「動詞」「前置詞(介詞)」「量詞」の3つの意味があります。それぞれ意味は以下の通りです。

⑴動詞:握る、手に持つ、見張る

⑵前置詞:〜を

⑶量詞:取っ手のある物、手に関係する動作を数える

例:一把伞,一把椅子,一把米(米一掴み)

今回“把構文”で使われるのは⑵の前置詞の“把”です。

「把構文」はまた「処置文」とも言われます。


では“把構文”とは一体何かというと「目的語を具体的にどうするのか、どうしたいのか」を強調するために使います。

今回紹介するのは、

「A把B+V+他の要素」

のパターンです。

※Aは動作をする人(主語)、Bは動作の対象(目的語)、Vは動詞

主語は「你」の場合、これは「他人に対する軽い命令やお願い」の意味があります。

では2つ例を挙げて説明します。

“你把灯关了吧”(A=你 B=灯 V=关)


この文章は訳すと「ライトを消してね」となり、“把”の後の目的語は“灯”(ライト)、動詞は“关”(消す)となっています。よってこの場合は「ライトを消す」ということを強調しています。そして把構文では “”の存在を忘れてはいけません。把構文では動詞の後に補語など何かしらの成分が必要というルールがあるので“了”を付けなければいけません。しかし把構文の形でも“了”を使わないパターンがあるので次の例で説明します。

“你把门打开吧”


この文章は訳すと「ドアを閉めてね」となり、目的語は“门”,動詞は“打开”となっています。この文は先ほどとは違い“了”がついていません。なぜかと言うと “打开”の“开”が「補語」だからです。補語とは「動詞や形容詞の後ろに置いて、その動作や状況をより具体的に補足説明する」役割がある言葉です。中国語は補語が無いと表現できない場合がよくあります。補語は非常に重要なので今度詳しく書きます。

話を戻しますが、この文では補語“开”がポイントとなります。先ほど把構文では動詞の後ろに何かしらの成分が必要と説明しましたが、この場合は動詞“打”の後ろに補語“开”という成分がついているので“了”は必要ありません。

まとめると“把構文”は

⑴「目的語を具体的にどうするか、どうしたか」を強調する

⑵動詞の後ろには補語など何かしらの成分が必要

(3)目的語は聞き手、話し手お互いに知ってること

というポイントがあります。

みなさんいかがでしたか?なんとなく把構文について理解できたでしょうか?次回は引き続き把構文(別パターン)について説明しますのでご覧いただければと思います。

では最後までお付き合いいただきありがとうございます!

我希望对大家的学习有帮助!再见☺︎

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