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vfc umarex GLOCK19(G19)gen.4調整のまとめ

 しばらくずっとvfc GLOCK19 gen.4を色々いじっていたけども、調整具合がだんだんわかってきたのでまとめ。

目次
・作動部分
・アウターバレルのチャンバーカバーの傷防止
・アウターバレルのチャンバーカバーをツライチにしたい
・マガジン
・スライドレール水平化
・サイト交換
・弾ポロリ
・mk27 m.o.s.スライドに何か搭載した時の注意点


ー作動部分ー

 まず第一にフレームとスライドの潤滑がスムースかチェック‼️ 特に箱出し後しばらく作動させていると削りカスとオイルが混ざってネッチョリ粘土状になってスライドレール部分の潤滑が非常に悪くなる。そうなると作動に支障が出るのでマメに掃除してシリコーンスプレーなど吹いておくべし。


 高圧ガス使用前提の海外製品のため日本低圧ガス仕様に調整しないと遊べないと思っていたけど、箱出しでもなかなか結構遊べる様になっている。ただ、この寒い時期に連射すると初弾付近は快調でもその後は給弾しなかったり空になってもスライドストップがかからなかったり、やはり微妙なバランス調整具合かもしれない。ということで、もしその様な症状が気になる場合は

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↑ハンマースプリングを東京マルイ対応(vfc 用より柔らかい)の物に交換、トリガーレバースプリングとノッカーロックリリースのスプリングを指でフニフニ押せるくらいの適当なものに交換、リコイルスプリングも若干弱目に。全部セットでやらないとあまり効果ないかもしれない。

(※注:トリガーレーバースプリング、ノッカーロックスプリングはスライド後部を持ち上げる役目もあるようなのでそのあたりは注意)


※ノッカーロックリリースについて追記

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↑ノッカーロックリリースのスプリングを弱めすぎるとノッカーが準備位置(ノッカーロックリリーススプリングに押されて若干上を向く)に戻らないのである程度張力は必要な点に注意。シアースプリングと連動している様なのでシアースプリングをある程度弱めればノッカーロックリリースのスプリングもある程度弱められると思う。


 リコイルスプリングの対策はPro-Armsのスチールリコイルスプリングガイドに交換するのがちょうど良いみたい。「強化スプリング」として売られているけどなぜか純正のスプリングより良い具合に弱いので。

 なお、サプレッサーを付けられるアウターバレルでサプレッサーを付けて撃ちたい場合、リコイルスプリングは強化しておくほうが良いらしい。(BOMBER mk27、X-craft mk27スライド&バレルセットには同梱されている)
 あと、リコイルスプリングはある程度強いほうが作動が気持ちいいので、気持ちいいのを取るか、負荷を減らして撃てる弾数を増やすかどっちが良いかはお好み次第。

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ーアウターバレルのチャンバーカバーの傷防止ー

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 カバーに傷がつかない工夫は色々やってみたけども。前記事の「アウターバレルの後退量を増やす」は安全マージンが取れるかと思ったけどさほど変わらないしめんどくさい上にサプレッサーが物によっては付けられなくなるので、無しで。

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↑後退量を増やすとこの様にサプレッサーがぶつかっちゃう(当たり前と言えば当たり前であるが)

 なので、有効策は「アウターバレルとインナーバレルの間に引きバネを付ける」だけかな、今のところ。

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 なんにしても作動させていると完全に無傷で済ませるというのは難しそうである。特に重いサプレッサーを付けた時はどーーしても多めに傷が付くとは思う。仕方ない。


ーアウターバレルのチャンバーカバーをツライチにしたいー

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 前回記事でアウターバレルのガイドにアルミろう付けで修正する内容を書いたが、下手くそがやるとあまり持たない。なんつってもただでさえ柔らかいアルミが焼きが入って鈍ってしまうし、結局取れちゃう。つか、難しすぎるしッ。

 ということで代替案は、

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 インナーバレル側のガイド部分に接着剤でアルミ片をくっつけちゃう。たぶんこっちの方が持つ。

 ただ、チャンバーカバーは実物のグロックも必ずしもツライチではないみたいなのでそういう意味では無理に改造する必要はないかもしれない。

 使用する接着剤にもよると思うけどこれもあまり持たないのでオススメしない。


ーマガジンー

試しに社外強化(?)放出バルブを付けてみたけど体感では特に変化はわからず。

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 事実、穴は大きくなっているのでガス放出量は増えてるはずではあるけど。しかし一度の放出量が大きいということはマガジンが冷えるのが早くなるし、燃費も悪くなるので場合によってはノーマルに戻した方がいいかもしれない。

 注入バルブは日本対応の物に交換済み。締めすぎるとOリングが潰れてうまく注入できないらしいので注意。

 うまくガスを注入するコツは、ひと吹き入れてはガス放出、を2回くらいやってマガジンを冷やしておいてから注入するガス側を人肌程度に温めておいて一気に(4〜5秒)入れるのが良いみたい。

※後に純製の注入バルbのほうが自分には入れやすいことがわかったので現在は注入バルブは純製のものに戻してある。


ースライドレール水平化ー

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 面倒な割にレールを水平にしても多めに隙間がとられていて結局スライドはある程度がたつくので自己満足のためにやるくらいしか意味がない。ガタつかない様に調整することもできるとは思うけど、トータルで考えてたぶん良いことは起こらないと思うのでやめたほうがいいと思う。


ーサイト交換ー

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 G17とG19 gen.4ではフロントサイトの穴の規格が微妙に違うらしく、たとえ同じvfc用のG17用のサイトを持ってきてもフロントサイトが付けられない。なのでサイト側を削るかスライド側の穴を削るかしないといけないけど、たぶんスライド側を加工する方が失敗する率は少ないかも。

 なお実物のG19 gen.4のサイトはカシメでくっついてるらしい。


ー弾ポロリー

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 自分がやらかしたのだけど、インナーバレル周りをばらした時にちょっとした組み付け不良でも弾ポロリ病が発動してしまう様なのでインナーバレル、パッキン周りの組み付けは慎重にやった方がよい。

 あと、ホップ金具の中に超短いスプリングが入っていて、これを入れ忘れるとホップを効かせない限り弾ポロリするので注意。
 仮にスプリングをなくしてもホップをある程度効かせればポロリはしなくなる。


ーmk27 m.o.s.スライドに何かを搭載した時の注意点ー

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 mk27スライドにそのまんまRMRを搭載すると「そんなまさか」ということが起こる。なんと剥き出しになっているRMRの電池とスライドの中のピストンが擦れて削れる。ギリギリすぎッッ‼️ ということでmosに何か搭載する場合は養生のためにテープか何か貼って隙間を作るべし。

 この部分に関しては、
・RMRのWARRANTYシールをシリンダーがひっかかって引っ剥がされる
・シリンダーにはある程度抑えが必要
などなど別のトラップがあるのだけど別の記事に書いてある。


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