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星組ウィーク ME AND MY GIRL

初めての博多座遠征。ワクワク、ソワソワ。そういえば山陽新幹線に乗るのも久し振り。博多駅から劇場までのアクセスはいい。コンパクトな劇場だが椅子の座り心地はいい。ただ、3階1列目は舞台の高い位置が見切れてしまう。ぴーすけ、最初の登場シーン。顔が見切れていた。あと安全対策か、アクリル板も気になった。

作品自体は初めて観る作品だけど、ミュージカルの王道をいってる作品だな。
とにかく明るくハッピーな話。
ちょっとした小芝居が目を引く。アドリブなのか脚本通りなのかは知らんけど。ありちゃん、ホンマにピースケのお尻を蹴ったんちゃう?と思ったり、「Stella Voice」で聴いたあの曲、この曲。
盛大に客席降りするランベス・ウォーク。前のめりにならないと見えない席だったけど。
二幕頭のタップダンスも見応えあり。

ビル(暁千星)
ありちゃんのコメディのセンス、初めて観たかも。茶目っ気たっぷり、のびのびとしたビル。ラストのセリフ「コノヤロー、どこ行ってたんだよー」と言ってハグするシーンは泣けた。ハッピーエンドなのに。

サリー(舞空瞳)
がらっぱちなのになんてかわいいの。がに股であるいても下品にならない。ダンスはもちろんのこと、歌も一段とレベルアップして。

ジョン卿(水美舞斗)
おヒゲがダンディ。
花男の良さが星組といい具合にフュージョンしている。

バーチェスター(ひろ香祐)
お屋敷の弁護士が申し上げます〜♫
歌にダンスに見せどころいっぱいのお役。元々声量もあり、エエ声してる人。ロングトーンをしっかり聴かせてくれました。

ジェラルド(天華えま)
いつもまっすぐに伸びる声が心地よい。
ありちゃんビルとの芝居は同期ならではの阿吽の呼吸。

ジャッキー(極美慎)
もうスチール写真を見た途端、誰よこれ!?舞台で見せる長ーいおみ足、ラストのウェディングドレス。そうそう見れるもんじゃない。今のうちよね。

マリア公爵夫人(小桜ほのか)
実は一番台詞が多いんじゃない?と思ってしまった。この人の振り幅もすごい。

ジャスパー(蒼舞咲歩)
この人何者?インパクト大。

フィナーレがこれまた素敵!もう時間よ止まれ!と心の中で叫んでいた。
博多滞在時間は正味6時間あまり。
ほぼ弾丸のような遠征だったけど、大満足。
今、宝塚を取りまく状況は厳しい。思うところはいろいろある。でも私に活力を与えてくれる宝塚が好きだ。

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