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ベルばらのチケット

友会2次抽選で1枚チケットを確保しているが、私は欲深い。日曜日の先行先着で、7月に1枚確保!
これで年明けから「月に一度、ムラで観劇」をコンプリート。
無謀にも追チケしようとするもさすがにアカンかった。トップスターのサヨナラ公演で、天下のベルばらであることを考えれば御の字だろう。

午後から予習も兼ねて、オン・デマンドで台湾公演のベルばらを観た。
開演の案内が中国語なのはいいとして、あのお馴染みのオープニングテーマ曲「ごらんなさい ごらんなさい」がワンフレーズとはいえ、中国語で歌ってる!

來歡唱 來歡唱
凡爾賽玫瑰
ごらんなさい ごらんなさい♫
ベルサイユのばら

2015年の公演だから、既に卒業した人もいるし、現役の花組生もまだ駆け出しの下級生だったりする。上手と下手に中国語訳の台詞が表示されるのは、海外のオペラが日本で上演されるときの手法と同じ。

フェルゼン(明日海りお)が登場したときの観客のどよめき。わかる、わかる。
更にオスカル(柚香光)が登場したときも。もろに「おおー」と声をあげるところが台湾的素直な反応。

もはや古典と言われながらも、なぜベルばらは色褪せないのか。オスカルの生き様は、男社会で見えない壁にぶつかる女性の生き様に重なるから、かな。
ちなみに10年ぐらい前かな?マーガレットコミックスで出たエピソード編は、池田理代子先生の筆致もかなり変わっている作品もあり、ストーリーも私にとっては玉石混淆だった。

ベルばらは私にとって初観劇の作品。昭和のベルばらⅡ、Ⅲは歌もセリフもほぼ覚えている。にもかかわらず、平成のベルばらは絶賛お休み中で、観ていないのだ。
21世紀、令和のベルばらは、どんなベルばらを観られるのか、楽しみ。

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