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2020年5月23日

【素直にありがとうが言えない病気だけには、絶対罹患しない】

 【北京共同】日本政府が1~2月、新型コロナウイルスの感染拡大で封鎖された中国湖北省武漢市からチャーター機で邦人を退避させた際、現地の企業家の中国人男性が協力し、市幹部に直接交渉して確保したバスで多くの邦人らを空港に送り届けていたことが23日分かった。

 大規模な邦人退避の舞台裏で果たした重要な役割について、在北京日本大使館の関係者らは「協力がなければ安倍晋三首相が表明した希望者全員の帰国は実現しなかった」と振り返った。

 男性は自動車関連ソフトウエアを手掛ける「武漢光庭情報技術」会長の朱敦尭さん(56)。

 朱さんは日本政府奨学金で東大大学院に留学経験がある。

このニュースを見た時、私は泣きそうだった。
こういう、泣きそうになるニュースをよく中国側から見る。
そこにあるのは「人の強い思い」だからだ。誰かのために、という強い想いは、物事を動かす強い力を持っている。
心の底から、ありがたいと思う。

でも多くの日本人は、そう思わない。それは悲しいことだ。
そこにあるのは、国を超えた「人と人のつながり」だ。
素直に「ありがとう」と言えないのは、もはや病気だ。

中国にいて、沢山お世話になった。
私が中国の方々に出来たことなんて、ほんの些細なことだ。
沢山の「ありがとう」をもらった。本当にびっくりした。
多くの思いをもらって、私は今、仕事に従事している。
偽善ではなく、医療従事者として出来ることをしている。

彼女たちは言った
「英雄になりたいわけではない」
「自分が出来ることを、果たすべきことをします」

1月26日に受け取った「頑張って」
あれから、早4ヶ月
今も私の中で、血となり肉となり、生きている

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