スターンの発達論

1990年代~

臨床乳児、観察乳児←訪れるクライアントから想像、非観察乳児

1985 『乳児の対人世界』 ←心の構造が組織化(オーガナイズ)されてくるんだ!

≪自己感の組み立てのお手伝いをする=感情の調律≫

~2ヵ月 新生自己感

EX)あっ、あれが鳴ったー。あっ、光っているー

2~6ヵ月 中核自己感

EX)おなかすいたー。オムツが汚れているー。

⇒【自分】がいる。お母さんとは別という自覚。

7~8ヵ月 主観自己感

体験の目に見えない側面について理解することができる。

感情、意図、動機がわかったり推察できる。

何らかの感情の理解ができる。

15 ~18ヵ月

言語的自己感

言葉が発達→思考ができる→記憶

人間の心の組織、“自己感”をもう一度組みなおす。

[何が学べるのか?] じつは、この自己感というのは、生涯を通して発達し続ける。

きちんとした調律≪共感≫ができるかどうか。

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どんな人でもどこまでも戻る、誰にでも可能性がある。

心の構造、自己感の組み立てを再編成していくために、過去のどのあたりの自己感の組み立てに問題があったか?

組みなおすためには何が必要か?

=感情調律≪共感≫⇒いつの時代にも必要。

私たちが生涯のうちで何らかの苦しみ問題につきあったとき、戻ることがある。

それまでは解決できていたけれど、もし解決できなくなっていたとしたら、

自己感の組みなおし=感情調律≪共感≫の必要性があるのかも知れない。

<方法>家族療法 構造学派のジョイニング肯定的に褒めながら合わせる

トラッキング歩調を合わせて同時に興味をもつ

EX)お年寄りへのバリデーション(「認める」という意味)

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