自己対象要求 精神分析の自己心理学、H.Kohut(コフート)の発達

[自己愛転移]

①双子転移→病態のいちばん重いクライアントが治療者にクライアントと全く同じように苦しんでもらいたいと同じ体験を要求し、同じ状況に治療者を追い込んでいく。

例えば治療者自身もクライアント同様に、他との人間関係が悪くなるなど。

②鏡転移→認めてくれる、褒めてくれる

③理想化転移→尊敬し賞賛している対象に受け入れられる

あと、自己対象要求の6つの分類をやりました。この理論をもとに発達の段階を見たり。必要な時に必要な対象が得られる必要がある。

このプロセスのどこかで剥奪されたひとが自己愛性人格障害になる。治療者は剥奪されたものの代理をすることではなくて、それをわかることが大事。起きている転移を共感しながら解釈していく!→卒業。立ち直る。

[まとめ]人生は自己愛の傷つきの連続。例えば、失敗。修復するにはたくさんの協力が必要。病気、老い。受け入れるのがたいへん。細かい傷つき。夫婦喧嘩とかー修復しながら生きていく、コフートは共感の必要性を明確に言ってくれている。『人間が危うくなる』とはいったいどういうことなのか?ある程度理解できたんじゃないかな?これで総ての授業を終わろうとしています。質問は?

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