マーラーの分離個体化説

1970c~一世風靡 BPD(ボーダーラインパーソナリティディスオーダー)を説明するのに、非常にclear cutだった。

1972『乳幼児の心理的誕生』当時考えたのは、M.Mehler

生後 1~2ヵ月  自閉の状態3ヶ月over~6か月

【正常な共生期(ふたりでひとり!)】

母親がわかってきて母親と一体になっている感覚

×→アンビバレントな共生期、問題あり。ほんとうには任せ切れない。母親に対して十分な信頼はない。

7ヶ月~8ヵ月○→分離期…人見知りするようになれる!

1歳 練習期歩行ができる。ハイハイが速くなる。

分離→分離不安。お母さんと離れると不安が強くなってまた戻ってきます。

15ヵ月~25ヶ月  再接近期36ヵ月 分離個体化

共生期がうまく潜り抜けられない人のエピソード

→“小さい頃、お母さんが2人いると思っていたー”

“どういうこと?”

いいお母さん(←受け入れてくれる) 嫌なお母さん(←自分を全く無視したまま)だから、いいお母さんが嫌なお母さんに入れ替わんないようにお母さんの洋服の裾を持っている。

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治療者は、「いつでも戻ってきていいよー、ここを基盤にここにいていいよー」失敗して戻ってきたら「あー痛かったね―もう一度がんばろうね。」という態度が望ましい。

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BPD(境界性人格障害:ボーダーラインパーソナリティディスオーダー)は1歳の練習期から15ヵ月~25ヶ月の再接近期までの問題。

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