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スマートホームが国内普及しにくい要因とは?

みなさん、いかがお過ごしですか?X-HEMISTRY株式会社のケイさんです。

前回は、多く「スキ」をいただき、誠にありがとうございました🙏
ちょっと自分でも驚いています💦
引き続きお付き合いのほど、宜しくお願いいたします(感謝!)

さて、最近店頭でよく見るようになった国産のクラフトジン(NOTO GIN-能登半島のクラフトジンです)を、昨夜楽しみました。国産クラフトジンは香りが高く最高です!香りも銘柄によってかなり異なるので、自分の好きな香り探しをしてみても楽しいのでお勧めです。

そんな私は、ジンを呑みながらスマートホームで楽しいことできなか?妄想しながら記事を作っています。


スマートホームが国内普及しにくい要因とは?

さて今回はいきなり重いタイトルです。先日公開したスマートホームの歴史からの流れとなりますが、これだけネット環境やスマートフォン環境が整備されているのに、なぜかスマートホームが利用が活発ではないとのこと。その原因はというと、、、

・海外と生活環境に違いがある
・メーカーごとに規格の壁がある
・ネット環境の強化が必要である
・人材が不足している

GMO 賃貸DX WEBメディア
スマートホームの市場規模・普及率は?日本と世界を比較|今後の市場規模の動向予測も紹介!

以上の4点がスマートホームが国内で普及しない原因のひとつだと指摘しています。GMO賃貸DX WEBメディアでは伝えています。確かにイノベーター理論のキャズムの考え方と照らし合わせると「ユーザーインターフェースが高い」ことがキャズムを越える対策の一つとなるため、メーカーごとに企画の壁があるということは、ユーザーインターフェースが悪いと置き換えができ、それがマジョリティーに浸透しない原因の一つであることが証明できると思います。

今後スマートホームの世界市場はどうなっていくのか?

とはいえ、世界のスマートホーム市場は成長の一途をたどっており、Fortune Business insightさまの「スマートホーム市場規模、シェアおよび業界分析、デバイスタイプ別(安全性およびセキュリティアクセス制御、家電製品、HVAC、照明制御、スマートエンターテインメントデバイス、スマートキッチン家電など)、アプリケーション別(改修および新築)、プロトコル (有線および無線)、および地域予測、2024 ~ 2032 年」によると、2024年には1,215億ドル、2032年には6,332億ドルの市場規模になると予測されています。世界的に見ると、まだまだ成長が楽しみな業界であることがわかります。

Fortune Business insightさまの記事引用

日本国内の成長要因

世界の成長著しい中、日本国内でのシェアはというと、まだまだ成長前段階で、これといった爆発的要因が無い状況。では、その成長を阻害している要因は果たして何かあるのでしょうか?

メイドインJAPAN 島国根性?が要因?

スマートホームのエバンジェリストの弊社CEO新貝に聞いたところ、海外のホームセンターに行くと、スマートホームコーナーには、日本が誇る家電ブランドは1つもラインナップが無いそうです。

代わりにSamsung や、LGなどのアジアの家電メーカーが、販促ブースを常設しているそうです。かつて日本国内のメーカーは、昭和時代「白物家電」で世界的シェアを誇り、その後、現在に至るまでに徐々に衰退してきました。

現在ではSamsung や、LGなどのアジアの家電ブランドに完全に遅れをとってしまっている状況とのことです。これはハードウェア造りに注力してきて、ソフトウェア開発に関してスキルや経験を育てていかなかったためでは無いかと憶測できるとのこと。

日本以外のアジア諸外国の家電メーカーはハードウェアを販売するだけでなく、ソフトウェア開発への注力を並行して行ってきたため、家電同士が「つながる(Connected)」つまりスマートホームに対して、しっかり向き合ってきて現在と市場があります。

国内メーカーにおきましては、ハードとソフトの両面で尽力していただきつつ、かつての家電業界における「メイドインJAPAN」を復活していただけることを願っております。

メーカーごとの規格の壁を打開するMatterとは?

前述した課題のもう1つに「メーカーごとの規格の壁」があるということでしたが、この課題を払拭するであろう規格「Matter」が公開されました。簡単に説明すると、メーカー間の統一規格のことですが、さらにMatterについて、もっと知りたい方は、以下、X-HEMISTRY株式会社 新貝社長の記事をご覧ください。

Matter対応のスマートデバイスを買えば、Googleだろうが、Appleだろうが、Amazonだろうが、IKEAだろうが、いろんなスマートホームプラットフォームにすっと繋がり、他のメーカーのスマートデバイスとも連携して動かすことができる。。。。。

身近な例で例えると、たぶん、今どき多くの皆さんはBluetooth対応のイヤホンとか持っていますよね。Bluetooth対応のイヤホンを買えば、iPhoneだろうがAndroidだろうが、MacだろうがWindowsだろうがサクッとペアリングして繋げることができるはず。それがスマートホームでもやってのけてくれるのがMatterということ。

note 新貝文将
誰よりもわかりやすく”Matter”を解説してみる

これまではIFTTTと呼ばれる、サービスとサービスを繋ぐハブになるコンテンツがありましたが、Matterはデバイスとデバイスが繋がるということで、メーカー問わずスマートホームが繋がるということです。

より自分のお気に入りのスマートホームデバイスを自由に選択することができて、ユーザー視点で理想の生活がより身近になってくる時代がやってくると思います。非常に楽しみですね!

新貝氏は、先日2024年5月28日に、日本国内のMatterおよびAliroの市場開拓、普及を目的として設立された組織の暫定チェアマン(後日、正式チェアマンとして就任しました)として就任した人物です。Matterの国内普及も、新しい情報などこれからが非常に楽しみです!

X-HEMISTRY株式会社 新貝社長とは?

これまでスマートホームの歴史を書いてきましたが、最後にもう一つ!私が入社したX-HEMISTRY株式会社の新貝文将(しんがい ふみまさ)社長は一体何者なんだ?ということですが、実は日本国内初のスマートホーム事業の立ち上げに携わった第一人者なのです。

2013年から東急グループでスマートホームサービスIintelligent HOMEの事業立ち上げを牽引し、Connected Design株式会社の代表取締役に就任。

2018年には株式会社アクセルラボの取締役 COO/CPOとして、SpaceCoreサービスの立ち上げを牽引。

2019年秋にX-HEMISTRY株式会社を設立。スマートホーム事業に関連するノウハウを惜しみなく提供する形で、多くの日本企業向けにスマートホーム事業のノウハウを伝授しつつ、数々のスマートホーム事業企画/立ち上げにも寄与。

リビングテック協会発行「スマートホームカオスマップ」の製作にも深く関わり、スマートホームのエキスパートとして日本のスマートホーム業界で認知されている。

note 新貝文将
公式動画で学ぶMatter

スマートホームの今後の動向や、Matterの最新情報をゲットするには、新貝氏のコンテンツをフォローすることをお勧めします!

今回は以上になりますが、Matterの成長と国産のクラフトジンをおすすめしつつ、また話題になりそうなコンテンツがあれば、まとめていきたいと思いますので、今後もご贔屓によろしくお願いいたします!次回もお楽しみに!


X-HEMISTR株式会社
〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目23−20 Apartmentふじ 202
CEO新貝 文将
訪問・取材などのお問合せ: https://x-hemistry.com/contact/

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