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04_夏のクラブ日本一を決める『XF CUP』のレポート集

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第1回大会からスポンサードする「日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)」、通称「XF CUP」の大会コラムを大会特設サイトとコラボして同時配信!
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マイナビ仙台レディースユースを準優勝に導いた小川監督にインタビュー!【第3回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)/最終回】

『やりすぎてみないとわからない』から得た経験 第3回 日本クラブユース女子サッカー大会U-18、『 XF CUP 2021 』はJFAアカデミー福島の優勝で幕を閉じた。結果として2大会連続で栄冠を勝ち取ることになったが、前回大会とは異なり、圧倒的な力を見せつけたわけではない。 特に決勝を戦ったマイナビ仙台レディースユース(以下、マイナビ仙台)とはほんど差がなく、それは0対0のPK戦の末に優勝を決めたことが証明している。 ということは、ほかのクラブもJFAアカデミー福島(以

夏のクラブ日本一をかけた決勝戦をレポート!【第3回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)】

序盤はロングボールの展開に慣れるかがカギ JFAアカデミー福島は70分で決着をつけられなかった。 辛くもPKで優勝を決め、連覇を達成する結果となったが、あらためて育成という枠組みの中で「自分たちがどんな取り組みをすべきか」を問われる試合内容だったのではないかと思う。それほど初めて決勝の舞台で戦った『 マイナビ仙台レディースユース 』のチームとしての完成度とそれを実践できる選手のスキルは高かった。 肉弾戦、ボールを扱う技術、判断力、そして、何より勝ちに行く気持ち。どれを取っ

明日の優勝決定戦をかけた準決勝をレポート!【第3回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)】

JFA福島は二枚の関係性でどうボールを引き出すか? 台風の影響を受け、朝から雨が降っていた。 ここまでの期間中は暑い日が続き、準々決勝では暑熱対策として後半『 クーリングブレイク 』が実施されるほどの環境だった。それに比べると、雨が降っていたとはいえ、今日はプレーしやすい環境だったのではないか。もちろんピッチが滑りやすい状態だったことは否めないが、選手たちは休養日明けだったことも重なって、体力的な不安もなく、勝つことだけに集中してプレーしていた。 今回の取材は会場が離れて

いよいよ、上位トーナメント! 準々決勝をレポート【第3回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)】

中盤が本来のポジションでどれだけプレーできるか 夏の日本一を決める大会も、上位、下位トーナメントがスタートした。 予選グループが終わり、ここから先は実力が拮抗したチーム同士の対戦となる。疲労、そして、暑熱との戦いのなか、肉体的にも、精神的にも、これまでより厳しい戦いが要求される。今日は、まさにそれを象徴するような試合が展開された。 ▼上位トーナメント=準々決勝 【コーエィ前橋フットボールセンターA】 マイナビ仙台レディースユース(A・1位)1-0 1FC川越水上公園メニー

グループリーグA・B、予選最終日をレポート【第3回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)】

初代王者ジェフが大逆転で上位トーナメントに進む 休養日明けの予選リーグ最終日、『コーエィ前橋フットボールセンター』で開催された3試合を見ていると、選手たちに大きな疲労の蓄積は感じられなかった。 ▼グループA ・三菱重工浦和レッズレディースユース(関東①)0-2 マイナビ仙台レディースユース(東北①) ・清水FC女子(東海②)0-6 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東⑦) ▼グループB ・スフィーダ世田谷FCユース(関東②)- セレッソ大阪堺ガールズ(関西

グループリーグC・D、大会2日目=8/3火をレポート【第3回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)】

戦術は「個が前を向くこと」からスタートする! 大会本部がある『コーエィ前橋フットボールセンター』では、毎日ピッチ4面で熱戦が繰り広げられている。今日は、Aコートに前回大会で優勝した『 JFAアカデミー福島 』が登場した。そこで、会場に向かい取材を始めると、試合開始直前に山口隆文監督が選手にいくつかのアドバイスを送っているところだった。 その中で一番強調していたことがある。 それは「どうオープンに前を向くか」だった。続けて、「戦術は前を向くことから始まる。前を向かないと何も

グループリーグA・B、大会初日=8/2月をレポート【第3回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)】

第3回大会は感染対策に加え、暑熱対策も行う難しさ 今大会は『 夏開催 』に戻った。 初日、試合開始30分前に計測したWBGTの値は29℃。早朝は「太陽が雲に覆われた」影響もあって、試合を実施する基準値を満たすに至った。ちなみにWBGTは暑さ指数と呼ばれ、大会要項では暑熱対策として「WBGT=31℃以上の場合、試合を行わず中止とする場合がある」と記されている。 実施の場合は熱中症対策として『クーリング・ブレイク』などを取り、選手の健康面への配慮がなされる対策を講じることにな