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北海道海産物詐欺事件!?

過去に出会った詐欺まがいの話を書こうと思う。

コロナ禍のある時の話である。
旅行にもなかなか行けず、外出控える日々が続いていて、毎年行ってる北海道に今年は行けるかのかなぁと考えてる時にちょうど、電話セールスの電話がかかってきたのだった。
人の良さそうなおばちゃんの声で札幌中央市場からとの事。後ろがザワザワしていて確かに市場っぽいところで話してる感じ。聞くと、札幌の中央市場で買い物したことのある人に電話してると。コロナ禍で新鮮な海産物が余っていて、処分しなければならないなら破格の値段で、お得意様にまとめて買ってもらおうと思って、鮭をメインに色々詰めて本当は3万以上のものを、15,000円でお届けしますと。なんか、田舎くさい話し方で、よく千歳でいくらの醤油漬けやホッケの干したのやら買って送っていたので、ほんとに買ったことのあるお店だと思い込んでしまって可哀想だなって思ってじゃ購入しますねーと言って電話切った。
しかしだ。私の中の詐欺センサーがなんか引っかかって、とりま調べてみろと言う。検索。
北陸カニカニ詐欺!これじゃないけど似てる!(今調べると、北海道海産物の押し売りに注意!と沢山出てるが、その時はそこまで広まってなかったようだ、当時最先端の詐欺、、、)
好奇心もありすぐさま着払いで箱が届いたが受け取る。
むー。
中身記憶は朧げだが、塩ジャケのパックが6,7切れ、さんまになんか詰まったやつ、アジの干物、松前漬け、イカの塩辛、、、全くもって新鮮じゃない、加工品。市場価格多く見積もって5,000円かな。いやまぁ、やられたな。
私、松前漬けとかイカの塩辛とか好きじゃないんだよね、海産物の加工品、、、。ちょうどうちに来てた母が興味深そうに見てるので、その辺の加工品持って帰ってもらった。

しかし、ネット情報ではクーリングオフできるよ!だとあったので、クーリングオフする事に。クーリングオフの連絡先は箱詰めの中に同封されていた。白い紙に黄色い字で書いてあってわかりにくさこの上なく何かをの意図を感ぜずにいられないが、、、詐欺と思うと全て怪しい?

クーリングオフのハガキ送って、念のため2,3日後に電話もしてみる。こんどはまた人の良さそうなお姉さんが出る。「クーリングオフされたんですねえー
わかりましたぁー。確認次第順次現金書留で返金しますのでお待ち下さいー。お時間かかっても、必ず返金しますのでー!」と、言われ、拍子抜けする。
あのぉ、お送りいただいたお魚たちはどうすれば、、、? と聞くと、
「返送されてももう食べられませんので、そちらで処分して下さい.召し上がっていただいても結構ですぅ」
結局、、、、詐欺だったのかどうかわからないけど、なんか、得してる?スーパーレベルだけど、干物を無料で?
狐に抓まれたような気持ちではあったが、捨てるのもなんなので、自己責任で、干物はいただいた。
電話口のお姉さんもおばさんも淡々と明るかったな。うまく行ったとして、大した稼ぎにもならなそうだけど。○くざのシノギだろうか。

いま、ネットで調べると、そっくりの事例が、「北海道海産物詐欺」と言う名称で紹介されている。
市価3,000円くらいのものを2万円とかで送りつける詐欺。
対処としては
①代引きを受け取らない
②クーリングオフが14日間できるはずなのでやる。
と言うことなので、もしいまこの瞬間に電話で注文しちゃった人がいたらそうして欲しい。
まず電話を切るのが簡単だし確実だが。
最後、肝心な事書くの忘れてた。

お金は現金書留で本当に戻ってきた。
大丈夫だった。

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