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まだまだ絶賛ご新規開拓な近江町市場の『口福』!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

金沢生活でラッキーだったのは、職場が近江町市場から徒歩5分圏内というところに位置していた点である。
その出向先の地域会社は現在は金沢駅の近くに引っ越してしまったということで、ある意味とても残念である。

そんな好立地ということもあり、とにかく近所の近江町市場を朝昼晩と仕事の前後や昼休みに隅から隅まで徘徊して目と舌の保養に徹した二年間であった。
そんな日々を暮らしていたので、新しいお店やまだ入ったことのないお店があるととにかく一度は入店して味見をしてみるのが趣味のようになっており、2016年1月早々にご新規開拓したのが近江町市場2階にある『口福』である。

この日こちらに入ろうかと思ったのは、メニューにある日替わりおばんざい定食の『朴葉』という文字である。
この朴葉が読めなかったのだ。いったいナンだろう?と思い、入ることにしたのである。

とりあえず日替わりおばんざい定食を注文して、配膳されるまでに調べたところ『朴葉』とは『ほおば』と読み、そもそもは岐阜県の飛騨高山地方の郷土料理で味噌に刻みネギや山菜などを混ぜて、朴の葉の上に載せて焼いたモノらしい。

メインのおかずをみるとまさにその通りで朴の葉で包まれたモノを広げると味噌の上にたらとエリンギ、さらに白子が包まれていた。
ランチからこんな粋なモノをいただいていいのだろうか!?という幸福感に包まれたひとときであった。

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