マガジンのカバー画像

ジャンク一眼レフレンズを復活させていく

17
運営しているクリエイター

2021年2月の記事一覧

ニコンの激安中古レンズを復活させる(その12)NIKON Series E 100mm F2.8

おつかれさまです. 今回は,安価な中望遠レンズである.ニッコールには,85mmF1.8とか,105mm F2.5とか,名玉と呼ばれる中望遠レンズがあるが,どちらも中古価格がものすごくお高くて,なかなか手がでない.どうしたものかと思っていたら,Series-Eのレンズの中に焦点距離100mmのレンズがあり,これを安価で入手できた.プラスチック鏡筒だし,レンズコーティングもシングルのようで,いかにもチープな感じがするが,気軽に持ち歩くには良いレンズかもしれない.さっそく,オーバー

絞りリングの外径が小さい非AiニッコールのためのAi化フック部品の製作

おつかれさまです. 非AiのニッコールレンズをAi化するには,絞りリングを一部削ってカメラ側の露出計連動レバーを作動させる方法がよく紹介されている.しかし一部のレンズでは,絞りリングの外径が小さく,そもそもカメラ側のレバーと干渉しないものが存在する.私がNikon D600との組み合わせで確認しているのは.Nikkor-H Auto 28mm F3.5,Nikkor-S Auto 35mm F2.8,New Nikkor 50mm F1.4(後期型,製造番号による)の3機種だ

激安ニッコールレンズの母艦としてのFUJIFILM X-E2とフォーカルレデューサー

おつかれさまです. オークションで激安で出回っている,中古のニッコールレンズをオーバーホールし,フルフレームセンサーのNikon D600も導入して,カメラと写真を楽しんでいる.しかし,一眼レフのD600は,いつも持ち歩くにはちょっと大きくて重たい.フルフレームデジタル一眼レフも,かつてのNikon FEくらいの大きさで,手頃なお値段になれば良いと思うのだが,なかなかそうはいかないようだ. というわけで,マウントアダプターを介してニッコールレンズが使える,コンパクトなミラー