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私は本当に芯から嫌な人間なのではないかという恐怖。

最近ようやく気づいたことだけど、
私の中には
本当に様々な形で自分を責めたり批判したりするパターンがあるのだと思う。

父から
「お前は本当に◯◯なやつだよな!あーいやだ!」
と投げつけられた言葉。
(◯◯は父の気分により変わる。
 うそつき、いやなやつ、自分勝手なやつ、誰にも好かれないやつ、など。人間性を否定する言葉が主。)

子どもだったからしかたなかったのに。
子どもにあんなことを言ってはいけないのに。
と思う一方で
私は父の言っていたとおり
とても自分勝手な人間なのではないか、
いやなやつで誰にとっても疎まれる存在なんじゃないか、
誰にも好かれていないんじゃないか、
と度々思う。
そんなときは心の底から冷えるような気持ちになる。
それを言われた時の悲しさ辛さが心の底から湧いて戻ってくるようでもある。

合わない人がいて関係がうまくいかなくなると
父の
「お前のことを好きになるやつなんかいない」
「お前と友達になりたいやつなんていない」
「お前みたいなやつと結婚するやつはいない」
と言っていた父の言葉が蘇り、
ああ、あれは本当だったのだなと思ったりする。

とても悲しくて
絶望的な気持ちになる。

友達やパートナーと関係が良好なときでも
私の奥の奥、芯は本当はとてもいやな人間なんじゃないか、だから本当の自分を知られたら嫌われてまわりに誰もいなくなるんじゃないか、
とこわくなって、自分を隠さなければいけない、という恐怖に襲われたりする。


そんなことない、
そんなことない。
必死で自分に言い聞かせているけど、心の奥底が冷えてしまう。



言われたことは真実ではない、と思えても、
今度は
自分も父や母のような人間なのではないか、という恐怖がある。

人の気持ちを考えず、自分の機嫌のために暴力的な言葉を投げつける父のような。
神経質で被害妄想があり、他人を認められない母のような。
私にもそういうところがあるんじゃないか。という恐怖。

だって、血が繋がってるんだ。
だって、その人たちに育てられたんだ。小さい頃から考えが刷り込まれているんだ。
自分の中にもそういうところがあるんじゃないか、という恐怖。

親を好きになれない、という気持ちが
自分を好きになれない、に繋がってしまう。

八方塞がりのような状態。


親や周りの大人から愛されて育つというのは
本当に本当に人生の宝だ。
そういう人がうらやましくてしかたがない。

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