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2021年7月10日 ゴールド(XAUUSD)の長期足環境認識


1ヶ月前に書いた環境認識の記事の続きです。

長期足の環境認識はスキャルピングのエントリーポイントと直接関係があるわけではありませんが、上位足から見て現在値がどこに位置するのかということは勝率を高めるうえでとても重要です。


<日足>

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1ヵ月前の記事を見ていただけると分かりますが、ラインは全く引き直したり追加したりはしていません。

前から引いていた強力なサポート(二重線のライン)でキレイに反発しています。ゴールドがどれだけテクニカルに素直な値動きをするかがよく分かります。

1ヵ月前の記事を見た方は、二重線のラインで反転を狙ってデイトレ、スキャルともにロングで狙えたと思います。

そして現在値ですが、1,800USDの攻防で、下降チャネルの上限を試しています。ここで反発すれば二重線のラインとの間で三角保ち合いを形成し、抜ければその上の水平線を試しに向かうでしょう。

週足レベルでは下降チャネルといことで下落トレンド、日足レベルでは安値切り上げの上昇トレンド、というざっくりしたイメージを持つことはスキャルピングでもとても大事なので、今の環境を頭に入れておきましょう。


<4時間足>

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こちらも1ヶ月前の記事からラインを引き直したりはしていませんが、完璧に反応しています。為替の通貨ではここまでキレイにテクニカルが効くことはないでしょう。これがゴールドで取り引きする大きな優位性があるのです。

毎回言っていることですが、トレードの本質は「安値圏で買って高値圏で売る」です。現在はラインとラインの間のレンジの途中なので、安値圏なのか高値圏なのかが分かりにくい相場環境です。

このような時は上抜けるか下抜けるかを待つのが賢明です。上抜ければ1,800USD~1,850USDのボックスの安値圏、1,750USD~1,800USDのボックス高値圏となります。この考え方はスキャルピングをする上でも非常に重要ですので覚えておきましょう。



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