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2021年6月13日 ゴールド(XAUUSD)の長期足環境認識

3週間前に書いた環境認識の記事の続きです。

長期足の環境認識はスキャルピングのエントリーポイントと直接関係があるわけではありませんが、上位足から見て現在値がどこに位置するのかということは勝率を高めるうえでとても重要です。


<日足>

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前回載せたチャートから、上昇の頭を押さえられところに水平線を1本追加しています。(分かりやすいように緑色にしています。)

現在は揉み合いの中で、上に抜けるか下に抜けるかをさまよっている状況です。

この揉み合いを上抜ければ1,960辺り(上方赤色水平線)まで試すのではと思っています。また、下のサポートは強く、さらにチャネルライン上限でのロールリバーサルもありますので、下抜けても押し目となって上を目指すと読んいます。

というわけで当面の目線は上方向ですが、ここまで調子良く上げてきていてそろそろ調整局面がきてもおかしくない状況なので、その点だけ注意しましょう。


<4時間足>

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こちらも緑色の水平線を1本追加しています。チャートを少し過去に遡ると、この水平線は上昇から下落トレンドに転じている足の髭先にタッチしている重要な価格であることが分かります。

前回の記事の繰り返しになりますが、トレードの本質は「安値圏で買って高値圏で売る」です。水平線やチャネルラインで区切られた区間をひとつのブロックと捉えて、そのライン上限付近は高値圏、下限付近は安値圏と考えるようにしましょう。

今はちょうどチャネルの下限なので安値圏と考えられますが、上記の通り揉み合ってきていますので、すんなりと上昇するということも少し考えにくいです。

下のサポート(緑色水平線とさらにその下の赤色水平線)まで戻してからボックスレンジ相場に入る、というのが私の中での一番有力なシナリオです。

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