見出し画像

2023年紅茶趣味はじめましたの記録

こちらは「えとるねん Advent Calendar 2023」25日目の参加記事です。記事を書き上げた時点でもう枠が無くてトリになってしまって恥ずかしい…。

普段はあおぞら紅茶店というMisskey派生のSNSでのんびり茶をしばいているxanacと申します。2023年から在宅のデザイン仕事が増えたため、家で仕事しながら楽しめそうな趣味とかないかな?と探した結果、「ちょっと高めの紅茶を飲んでみよう」という本当に気軽な気持ちで紅茶を通販するようになったんですが、結果的にオタク気質のせいでどんどん買い漁るという状態になってしまって面白かったので記録用にnoteに綴ります。

2023年5月~12月までに飲みきった紅茶袋。30~50gのものが多い。
なおティーバッグは大袋や箱がないものも多いため、ここに含まれていないものが沢山ある。

5月 ちょっといい紅茶に手を出す

まず何故紅茶かというと、コーヒーが苦手なため単なる消去法でした。自分は紅茶は適当に飲んだことしかありません。なので最初は

  • 紅茶の味はダージリンとアールグレイしか知らない

という状態でした。そもそも上記の認識が色々間違ってるあたりからも無知ぶりを察してほしい。

ネットで適当に高級紅茶でググると、ロンネフェルトという紅茶ブランドの通販サイトがヒット。調べるとちょうど今年で創業200周年、高級ホテルでも提供されているのだとか。そこで送料無料のティーバッグアソートを頼んで色々飲んでみました。


美味しい紅茶の淹れ方リーフレットを見ながらお高い紅茶を飲みます。紅茶を淹れるときはカップをあらかじめ温めておくということをこの時初めて知りました。たしかに香りがすごくいい、あと渋みがない。んでお菓子と一緒に飲んだらマジで「美味い!!高い紅茶美味しい!」って声が出た。飲み物で感動したのは久しぶりでした。


6月 色々手を出し始める

続けざまにロンネフェルトで別のティーバッグアソートを買います。とにかく何もわからないので片っ端から飲んである程度好きな範囲を把握しようという作戦です。

あと紅茶好きのフォロワーさんからおすすめされたアイリッシュモルトを飲みました。紅茶なのにチョコレートの香りが強くてびっくり。最初慣れてなさすぎて直接茶葉の香りを嗅いで匂いの強さに頭痛が誘発されましたが、淹れたらちょうどいい香りの強さになったので勉強になりました。


このあたりで紅茶には人工的に香りをつけた紅茶(フレーバードティー)とプレーンな紅茶(ブラックティー)があることを知ります。もしかして香りが好きでも味が好きじゃないとかそういう場合もあるのでは…?と沼が深いことにうすうす気づき始めます。

ちなみにここあたりで茶器を揃えました。ティーポットとかティーカップとか茶こしとか。とはいえお高いものではなく、割れないティーポットを使っています。ティーカップは花柄はあまり好きではないので、モダンでシンプルなデザインのものを揃えました。


7月 自分の好みを模索し始める

香りはフルーツだとか、花だとか、ある程度想像は付くのだけど、味は飲んでみないとどれが好きなのかわからない。ということでブラックティーの飲み比べを試みることに。
ダージリン、アッサム、キームンetc. これらが味の名称ではなく産地の名称だということを知りました。
特にセイロンティーはセイロンティーの中でも細かく産地が分かれていると知り、セイロンティーを飲み比べてみるかということに。

「せっかく飲み比べるなら味の個性がわかりやすいほうがいいな」ということで、産地だけでなくさらにその産地の単一茶園のみで販売されているシングルオリジンの紅茶に目をつけます。

ということでセイロンティーの飲み比べをしようとしたらTEACLANという通販専門紅茶店でちょうどいい飲み比べセットを発見。こちらも送料無料で通販勢としては大変にありがたいです。そしていざ飲んでみたら同じセイロンティーなのにマジで全然どれも違う!個人的にはルフナのミルクティーが美味すぎてビックリしました。


8月 ノンカフェイン茶にも手を出し始める

今までは数店の通販サイトで購入していたものの、他のブランドの通販も利用してみたいなと思い物色し始めます。フォロワーさんにおすすめされたムレスナティーやTEARTHのはちみつ紅茶など色々手を出します。あと夏は胃の調子がよろしくなかったため、ノンカフェインも模索し始めてハーブティーやルイボスティーにも手を出しました。今までルイボスティーは漢方?薬臭いというイメージがあって苦手だったのですが、ちょっとお高めのルイボスティーは飲みやすかった上に、グリーンルイボスという非発酵のルイボスティーが緑茶に近い味わいで飲みやすく気に入りました。


9月~10月 茶葉の旬に触れる

まず9月にダージリンセカンドフラッシュなるものの新作が出回るという情報をあおぞら紅茶店の紅茶先輩方から知ります。
ダージリンは収穫時期によって分かれていて、世間一般でよく飲まれるダージリンはセカンドフラッシュと呼ばれる夏に摘まれた茶葉のものだそう。日本にそれが回ってくるのが8月~9月くらいの時期。
農作物だから旬があるのはそれはそう。なるほどこうやってボジョレー・ヌーヴォーみたいに毎年違う味わいのダージリンを飲むのかと学習します。ちなみにアッサムのセカンドフラッシュも人気でした。


またこの時期から各都市の百貨店等で本場イギリスのブランド紅茶が集結する英国展英国フェア等のイベントが続々と開催されました。自分は地方勢のため参加しませんでしたが、何やらマダムのコミケと呼ばれていることから人気度が伺えます。

https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/british_50



11月 じわじわ忙しくなる

xanacは知りませんでした。イギリス文化である紅茶は秋から冬にかけてが本番だということを。

まず11月1日が日本では紅茶の日になっています。
ルピシアで紅茶の日限定紅茶が販売されるなど、紅茶の日にあわせたキャンペーンを多くの紅茶販売店が行っていました。また全国的にお茶のイベントが同時多発していた時期のようで、自分も近隣のお茶イベントに初めて行きました。


そして早くも福袋の情報が出回り始めます。えっ早くない?どうやら年に何度か福袋を販売するらしい。1袋5,000円以上とかザラにあります。もちろんお得なのは間違いないのだけど、紅茶に数千円かけるのはまだちょっと…と及び腰だったものの、よく考えたら20g1,500円の茶葉を買っていたのですでに沼の住人でした。


11月に入ると紅茶のアドベントカレンダーの情報も出てきます。12月1日からクリスマス当日までに毎日違う紅茶が飲めるという商品です。様々なメーカーが出しているので選ぶのに迷う。そしてこのアドベントカレンダーなるものも3,000円とかからなのでお高いです…。


12月 クリスマス本番!気合がすごい

12月になるとクリスマス限定ブレンドの紅茶が出揃います。欧米ではクリスマスティーという文化があるらしく、冬は甘くてスパイスの効いている紅茶を飲んで暖を取るそうです。どこもかしこもクリスマスティーを販売しています。

そしてティータイム向けにクリスマスまでに少しずつ食べるシュトーレンも並びます。本格的なシュトーレンはやはり高いので、自分はシャトレーゼやタカキベーカリーなどを買いました。

それにしても…

やることが‥ やることが多い‥!!
もちろん紅茶は伝統のある一大人気ジャンルなので、浅瀬以外の場所は深いであろうことは予想していましたが、茶器やブランドに拘るとかだろうと思っていたので、収穫時期はもちろん農園やロットなどの多重構造も含め予想以上に深すぎて戦慄しました。特に秋冬にかけてのイベントは全く知らなかったので、夏に予算を使ってしまい福袋もアドベントカレンダーも買い逃がすことに…。いや紅茶はのんびり楽しむつもりなのでいいんですけど、ほらオタクだからとりあえず一通り履修したいみたいなところあるじゃないですか…


まとめ・今後の展望

そんな感じで今はだいたい自分の好みの茶葉・味もある程度把握出来てきたので、今後はゆるゆると通販でお茶を購入していくつもりです。

また、マリアージュフレールやフォートナム&メイソンなどの高級紅茶も手に入れていないし、その他有名な紅茶販売店の茶葉にも色々手を出したいので、来年はお財布と相談しつつ買えたらいいなと思っています。

ということで、日々飲んだお茶のメモを「あおぞら紅茶店」にて投稿していますのでよかったら見に来てください。
※余談ですがあおぞら紅茶店は紅茶専門のサーバーというわけでもないので、雰囲気が気に入ったらぜひご入店お待ちしてます。


それでは皆様ハッピーホリデー!良いクリスマス&年末年始をお過ごしください!紅茶飲もうね!!


記事を気に入っていただけましたらサポートしてくださるとxanacの活動モチベが上がりますのでよろしくおねがいします!