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直感を信頼して行動しているとそれを支持してくれる友人ができる

体の声を大事にするということ

普段、私達の多くは、スケジュール通りとか、時間通りに行動する生活をしているのではないかと思います。

そういった環境の中にいると、思考を優先する癖がついてしまい、自分の中の感覚や直感が感じにくくなってしまいます。

例えば「便秘」になる人。もちろん体質などの個人差もあると思いますが、便秘の主な原因は、便意を我慢するところから始まるわけです。

「あ、トイレ行きたい!」と思っても、途中で抜けられないとか、行ってたら時間に間に合わないといった理由で、我慢してしまうといったことから、始まるわけですね。


男性というのは比較的生体リズムが安定しているので、決められたことを決められたとおりに行うのを得意としています。

しかしそれに対して、女性は生体リズムの影響をもろに受けながら生きていますので、スケジュールがかっちり決まった男性型社会で生きるというのは、もうそれだけでストレスなんですね。

女性の多くが抱えている体調の悩みは、男性型社会で生きることによる、生活習慣から来るものではないかと言っても過言ではないと思っています。


そういうわけで、男性は決まりに従って生きるのは得意だけれど、女性は自分の感覚に従って生きるほうが自然であるし、そのほうが健康にもよいということなんですね。

で、このことと、女性の持つ霊感には深い関連があるわけです。

もちろん男性にも霊感の強い人というのは、極稀にいますが、女性に比べたら少数派です。

女性に霊感の強い人が多いのは、女性特有の体の仕組みと深く関係しています。先程述べたように、女性は生体リズムの影響を受けながら生きています。そのため、否応でも自分の体の感覚に敏感にならざるを得ません。

そのため、体の声を聞くということが、男性よりも上手にできるのです。

余談ですが、スポーツをやる人にも霊感の強い人が多いと言われています。これは男女関係ありません。男性でもよく体を動かす人は霊感が強くなっていきます。これはスポーツを通して、自分の体の声を聞く習慣が身についていくからだと言われています。

また運動中にたくさん呼吸をすることで、いわゆる深呼吸を通してプラーナを吸い込むのと同じことが起きるからだとも言われています。

そういう意味でも毎日体を動かすということはとても大事なことなんですね。


余談になりましたが、体から来る感覚を大事にして行動していると、自然と直感や霊感が研ぎ澄まされていくというわけなのです。

そういうわけで、「直感に従って行動する」というのは、自分自身の本質や、天(宇宙)とつながって生きることになるんですね。

ですから、もし世の中の人全員が、自分の直感どおりに生活していたら、たぶんとても平和な世界になるのではないかと思うのです。


1万年続いた縄文文化は、感覚を大切にする社会だった

歴史で習う世界四大文明というのは、だいたい紀元前8500年ぐらい前から始まったと言われています。

50万年ぐらい前に、いわゆる「私たち」人類が誕生しました。
(※ホモ・サピエンスの登場は150万年ぐらい前ですが、現在のように知能が高まり、自分たちで文明を築き始めたのが50万年ぐらい前です。)

そして4大文明の一つ、メソポタミヤ文明が誕生したのが7000年ぐらい前というわけなのですが、考古学的発見によれば、16,500年前には日本列島に、すでに文明をもった人々が暮らしており、いわゆる縄文人は15,000年前から暮らしていたことがわかっています。

このときの縄文人たちの暮らしは、狩猟採取が主で、農耕は行っていないと考えられてきましたが、最近の研究では弥生人たちが日本にやってくるはるか以前から稲作が行われていた可能性があるそうです。しかしその方法は私達が知っているものとは違っていたかも知れません。縄文人たちは、自然がもたらす恩恵をうけて生活していました。そのため、出土する遺跡を調べると、彼らは旬のものを食べていたことが判明しています。季節を大切にし、その時に採取できるものを食べていました。

また現在の日本語にも残る、オノマトペ(擬音語や擬態語)は、言語学的には、縄文人たちが、自然の音を「声」として認識していたことの名残であると言われています。

縄文人たち文字通り自然と対話をしながら、そこから来る感覚、感じるものを大事にしながら生活していたのです。

そのため、縄文文化はとても平和であったと考えられています。その証拠として言われているのが、縄文時代の遺跡からは、狩猟に必要な道具は発見されるけれど、いわゆる「武器」は一切出土していないという点です。

縄文人たちは、1万年もの長きに渡って、武器を持つことなく平和に暮らしていたということなのです。

武器が出土するようになるのは、弥生時代に入ってからです。大陸から渡ってきた弥生人たちは、日本に農耕を中心とした都市文化をもたらしましたが、同時に「所有」という概念と、それを奪い合う「争い」をもたらしました。

農耕文化は、人々が安定的に定住するために有効であると考えられていますが、農耕文化が発展した過去の四大文明においては、どこも砂漠化が進んでいるという現実を見ると、農耕は結果的に「自然破壊」につながっていると言わざるを得ません。

また農耕文化においては、土地を専有的に使う必要があるため、「所有」という概念が生じます。

収穫は100%自然の恵みであった縄文文化に対して、農耕文化においては、「自分がどれだけ頑張ったか」ということが重要になってきたというわけなのです。

このため、「豊かになるには頑張らなければならない」という考え方が、形作られ、それが主流な概念になっていきました。


直感を大切にしながら生きることは、本来の生き方に戻ること

現在の私たちの生き方の主流は、農耕文化を中心に始まった生活習慣です。

所有という概念を持ち、頑張って働くことを美徳とし、規律を守ることが求められます。

しかし直感を大事にしながら生きることは、しばしば規律から外れる行動を伴います。

「今だ!」という時に行動するからです。

そうすると、直感を無視して行動している人から見ると、直感を大事にしている人は「わがままで自分勝手な人」に見えてきます。

規律を重んじないように見えるからですね。

ですから、たいてい、直感を大事にして生活していると、そうでない人たちからは嫌われます。

ところがです。

直感を大事にしながら生活していると、そうでない人たちからは嫌われますが、逆にそれを支持してくれる人とつながるようになってきます。

直感を大事にして行動している人たちというのは、多くの場合「自由」です。なので、例えば「今日これから○○へ行こう!」と言われれば「いいよ!」とすぐに応えられます。

実はブループリントリーディングをしていると、多くの人が「自分がどこへ向かうべきか知っている人」だというのがわかります。

みなさん、だいたい、自分の人生はこんな感じで流れていく〜ってのを、予め決めて生まれて来ているんです。

なので、直感や体の感覚を優先しながら生きていると、必ず人生の計画通りに歩んでいくことができるようになっているんです。

つまり...

人生の予定表は他から与えられるものではなく、もともと自分の中にある

ということなのです。


自分の体験している現実は、自分で創造している

量子の勉強をしている人はご存知かと思いますが、量子は、観測者がどう見るかで振る舞いを変えます。

つまり、私たちが見ている世界は、みな、自分が思ったとおりの世界なのだと言うことなのです。

私たちは、良くも悪くも、自分の信じた通りの世界を体験しています。

自分の世界は、自分で創造しているのです。

ところが、ほとんどの人は、自分で自分の世界を創造しているという割には、望む現実と望まない現実の両方を体験しています。そして望まない現実を体験しつつ、どうして自分の人生は、自分が願ったとおりにならないのだろう? と疑問に思っているかも知れません。

前述したように、私たちは自分の感覚や直感を大事にして行動している限り、人生の計画から外れることはないし、自分が体験したい世界を体験しながら生きることができます。

つまり、そうならないのは、思考とか信念(思い込み)に縛られて、自分本来の生き方とは違う生き方をしているからなのです。


私たちは自分ではない者にはなれません

よく誤解をされるのですが、私たちは自分でないものには決してなることはできません。

自分に自信がなかったり、劣等感を抱えていたりすると、「超人になりたい願望」がでてきます。

それは、それまでとは違う自分になって、みんなを見返してやりたいという思いから来るものです。

しかし、私たちは自分以外の者になることはできません。

できるのは、「本来の自分に戻る」ことだけです。

自分に自信がない状態や、劣等感や罪悪感を抱えて生きている状態が、そもそも本来の自分からかけ離れた生き方だからです。

人は生まれつき、たくさんの才能や能力、魅力、パワー、そしてその人にしかできないことを持って生まれてきています。

しかし、自信を失い、本来の自分を見失って生きていると、そういったもともと備えている才能まで使えなくなってしまっていることがあります。

もし、その状況から開放されたい、豊かで自由に生きたいと望むのであれば、「本来の自分」に戻ればよいということなのです。

言うのは簡単です。

でも、これまでの人生で培ってきた、考え方の癖、観念、信念、ルール、判断基準(価値観)などが、自分をがんじがらめに縛っていて、そこから脱することが難しくなっている場合というのがあります。

直感が働いたり、わくわくすることがあったり、これいいな! と思うようなアイデアやインスピレーションが働いたりする時に、「いやいや、そんなの無理だよ」と思ってしまうことってありますよね。

実はその「無理」と思わせているものが、それまでに身につけてきた信念です。信念にはポジティブなものもありますが、ネガティブなものもあり、主にネガティブな信念が、自分らしく生きることへのブレーキとなっています。

このネガティブな信念を見つけ出し、手放していくことによって、私たちは、本来の自分自身として生きることが出来るようになります。そして本来の自分自身というのは、この世界を上手に幸せに生きるための様々な才能、能力、力、運を兼ね備えています。

すべての人は、生まれつき、自分の計画してきた人生の通りに歩むことが出来るようになっているのです。

もし、自分の人生はこんなはずじゃないと思うことが多いのであれば、何がブレーキをかけているのか、探ってみるのはいかがでしょうか。


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