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2024年7月の記事一覧

 暇と退屈の倫理学 著:國分功一郎

 いやー読むのに時間がかかった。一日一章読んで第7章まであるからね。でも6章と7章とあとがきやら付録は今日1日で読み切った。色々な哲学者の論稿を引き合いに出して一歩ずつ命題から答えを導き出して行く丹念な作業だった。それに一つ一つ付き合って読むのはこたえる。結局、読む前と読後、暇や退屈についての考え方が変わったのかと聞かれたら、まぁこう考えれば良いんだなと一つ回答を得たってくらいの読み物だった。  暇と退屈が無くなれば良いなと思って期待して読んでたんだがそう言う事じゃない。こ