X-Oasis ロードマップ詳細「自分のアバターが持ち込める!VRM正式対応」予定について

今までのX-Oasisでは、お客様が自分の身体を動かすことはできないので、汎用VRoidアバターのみ利用可能としておりました。

しかし、お客様の中にも、既にVRコミュニケーションに参加し、自分自身のアバターのアイデンティティを獲得している方が多くいらっしゃいます。お客様自身も「なりたい姿」になって、魂と魂のやり取りをしたい……!という気持ちに応えたいと思っています。

そのため、X-Oasisの次期バージョンでは一般的な(VRoid以外の)VRMアバターのアップロード・利用にも正式対応致します。

また、VR風俗店としてはVR空間でアバターを触られた時に、実際には触られていないのに触られたように感じる感覚、「ファントムセンス」にも注目しています。

この感覚は、普段と同じアバターを使っていないと、なかなか感じない……という声をよく聞くのが実情です。この感覚がサービスに組み込まれ、様々な人に価値を感じて頂ける世の中になることで、さらなる研究が弊社以外にも広がっていけばと考えております。

他社のVRM対応とX-Oasis対応では何が違う?

・100種類以上の各種衣装に着替え放題
・おっぱいコントローラやギガントコントローラ等で後から身体を調整する事も可能
・必要な性器等が自動生成され、乳首の凹凸も着ている衣装に応じて表現される
・感度に応じて変化する様々な身体の状態
・カスタマイズ性の高い表情システム

VRoid出力VRMの場合、これらの機能を保証することが可能です。

これまでキャスト向けのみに運用されてきたこれらの機能が一挙にゲストユーザーにも開放されます。

VRM対応と別述の6点VRモードの解禁予定と合わせ、お客様がキャストと全く同機能でフルに身体と身体をぶつけ合うことが可能になります。

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VRMを取り込んだ直後に各種部位を自動検出し、X-Oasisの帽子や眼鏡等の各種アクセサリーがフィットするように自動調整している開発中クライアントの様子

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現状キャストに提供されている表情ブレンドシステム
VRMのBlendshapeの値のセットを再ブレンドして登録させる事で、より豊かな表情が作り出せている。また感度による表情の変化により、表情が顔に張り付いた感じではなく、「常に動きのある表情」が表現されます。

キャストのアバターの更新頻度の向上

これまでVRMを運営とやり取りしてきたキャストユーザーも、今後はやり取りが不要になり、システムにアップロード更新をするだけで自身のアバターのバージョンを上げていくことが可能になります。

これにより、キャスト達はより頻繁に微調整を行うようになり、より素敵な姿で皆様の前に立つ事ができるかもしれません。

ご利用の費用について

アバターのアップロード自体はX-Oasisの登録ユーザーであれば、無料で行う事ができるように致します。ネットワークには接続して他者と同じルームで遊ぶことはできませんが、ローカル上でアバターの動きの確認や衣装を着せ替えて遊んだりする事は可能にする予定です。

一方で、キャストとのセッションでご利用頂くには、テクスチャ・3Dモデル形状によるキャストへの嫌がらせ防止の為、運営の承認を受けたアバターである必要があります。承認のためのアップロード費用は、2000円以下を予定しております。(これは更新やアバター追加の度に同額必要になります)

リリース時期について

他のプラットフォーム対応と合わせて、2021年秋頃を予定しております。

まとめ

Unityを使わず、誰でもX-Oasisクライアントのみでアバターをアップロードし、調整できる仕組みを作っていきます。
そのため、VRChat等のAvator3.0等と比較し、アバターに関するカスタマイズ性はVRMの仕様上届かないと思います。

しかし、入手手段の多い任意のVRM形式のアバター、またはVRoid Studioでの数時間の制作作業とVRMだけで、ご自身のアバターをご用意頂けるようになります。

百種類超えの衣装や、X-Oasisならではのアバターに関する拡張機能が使え、キャストと遜色の無いアバターを用いた表現が可能になるのであれば、多くの方の需要を満たせるのではないかと考えております。

皆様のそれぞれの「性」を表現したい姿を拝見できる日が近いこと、楽しみにしております。

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