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2020年グラミー賞プレビュー: BTSが歴史的な1年、ドリームコラボについて語る

K-popの先駆者がHalseyやEd Sheeranとのコラボと、来年のグラミーへの希望も語った。

10月10日まで続くグラミーの第一回目の投票が始まった。2020年のグラミー賞プレビューでは、一連の候補者に過去の授賞式での経験、将来の展望、来年2月に受賞するかもしれないアルバムやシングルについて話を聞いている。

BTSファンは拡大する一方だ。昨年の10月、7人のK-popグループは初のUSスタジアムコンサートを開催した。今年の夏のLove Yourselfのアンコールツアーでは、世界中の9万人規模のスタジアムのチケットをものすごい勢いで完売した。

今年のグラミー賞で、BTSは初のK-popグループのプレゼンターを務め、最優秀 R&B賞でH.E.Rの名前を読み上げた。2020年にBTSの7人は受賞、もしくは少なくともパフォーマンスすることを望んでいるし、可能性はあるだろう。最新のアルバムMap of the Soul: Personaは世界中で400万枚を売り上げた。ラッパーのRMは「ステージに戻ってきますよ」と話す。

Q: 初めてグラミーに行くというのはどんな気分でしたか?グラミーでの一番の思い出は何でしたか?

RM: メンバー全員がH.E.R.のファンなので、僕らのアイドルである彼女に賞を渡すことにびっくりしました。” Congratulations, H.E.R.!” と彼女の名前を読み上げたときは最高の気分でしたね。

Q: Jungkook、ファンたちはDolly Partonのパフォーマンスに熱く反応したあなたのことにかなり感動していたようですが。本当に泣いたのですか?

JK: はい。最高の日でした。ファンが感動してくれたのは有難いですね。

Q: RM、Old Town Rodのremixはどう実現したのでしょうか?

RM: 会社の人から声がかかり、嬉しくてすぐその話に飛びつきました。18週も (Billboard Hot 10の) 1位の座を守ったのですから、本当に嬉しいですし、Seoul Town Roadが少しでもその助けになったのであれば光栄ですね。

Q: グラミーでは初のK-popグループのプレゼンターを務めました。そしてLove Yourself: TearでBest Recording Packageもノミネートされましたが。2020年のグラミー賞では何か「初」があることを望んでいますか?

RM: 今年はたくさんの「初」がありました。1年で3枚のアルバムが1位を達成するというビートルズ以来の記録を達成しました。SNLでミュージックゲストとして初のパフォーマンスもしました。もしかしたらグラミーでも初のパフォーマンスがあるかもしれないですね。夢を持っててもいいと思うし、そのことを考えるとワクワクしますね。ありのままの自分たちでいて、音楽とパフォーマンスを頑張るのみです。

Q: インスピレーションを受けるアーティストはいますか?

RM: メンバーそれぞれが答えますね。
Jin: Halsey
Jungkook: Billie Eilish
Jimin: Labrinth and Gavin James
Suga: Lil Uzi Vert
J-hope: Chance the Rapperが好きです
V: Conan Gray
RM: Nas and Lil Nas X

Q: NasとLil Nasなんですね

RM: はい。

Q: JinがHalseyの名前を出しましたが、HalseyとBoy With Luvで共演して得たものはありますか?

RM: “Closer” の頃から僕達は彼女のファンでした。MVにコレオを付けるのは彼女にとっては初めてだと聞いていたのですが、彼女がたくさん練習してくれたことに感謝しています。あとTime 100誌の「最も影響のあった100人」にも推薦の言葉を送ってくれました。友人としての彼女の言葉には感動しましたね。Halsey、大好きだよ。

Q: メンバーが兵役に行ったら、ツアーの予定はどうなるのでしょう?

Jin: まだ決まってないです。兵役に関しては明らかな事は決まってないですが、最も重要なことは自分たちには行く義務があるということです。順番が来たら出来る限りのことをして務めるし、その時がくるまでは最高のパフォーマンスをお届けするのみです。

Q: 今は作品に取り掛かっているのでしょうか?ファンは次のアルバムではどんな期待をすればよいでしょうか?

RM: はい。次のアルバムの作業に入っていますが、まだツアーもしていて、世界中のファンに出来るだけ会いに行こうとしています。本当にいろいろな事が起こってますよ。

Q: 2019年のグラミーでは、H.E.R.、Travis Scott、Lady Gagaの名を挙げ、夢のコラボだと話しました。リストに付け加えたいアーティストはいますか? 

J-Hope: Drakeです
RM: コラボしたいアーティストはたくさんいます。Lil Nas Xはそのうちの1人だったのですが、Old Town Roadのremixでそれが叶いました。J-HopeがDrakeの名前を出しましたが、Drakeは最終目標のような気がしています。彼にはグラミーで会いましたよ。はい、だからDrakeさん、時間があればうちの会社にお電話いただけますか?

Q: 去年はグラミーでタキシードを着ましたが。次回はあれよりもかっこよくなってしまうのでしょうか?

Suga: え、まず最初に参加が決めないと。それがないと新しいファッションをひけらかすことも出来ないですよ。
J-hope: もし行けたら、めちゃめちゃカッコいいファッションで行きたいですね。

Q: 最初のスタジアムツアーの思い出はありますか?

Suga: Citi Fieldで公演したのがたったの1年前で、その公演の際のビハインドが ‘Bring the Soul’ の映画の中に入っていますが、僕らはその映画を見たときにたった1年前のことがすごく前のことのような気がしたんですよね。その時の天気、パフォーマンス、何をしたかを覚えています。映画を見てスタジアムでパフォーマンスを続けたいという気持ちや、今やっていることを続けていきたいと、メンバーも改めて感じたと思います。

RM: Citi Fieldで一緒にパフォーマンスする大きな写真を作り、プリントして、額に入れ、会社の玄関に飾りました。それが自分たちを象徴するメインの写真になりました。

Q: ツアーの延長でサウジアラビアでコンサートをしますが、そのことについて話していただけますか?そこでコンサートをやろうと決めたのはなぜでしょう?

Jin: サウジアラビアを含む中東でファンと会うのは初めてです。僕達は世界中でファンに会うという準備を常にしていて、サウジアラビアのコンサートはその一環です。最善を尽くして最高のパフォーマンスをお見せしたいです。

Q: 最近のコラボで気に入ってるものはありますか?

RM: PersonaでEd Sheeranとコラボした “Make It Right” があります。彼も僕達のアイドルの1人ですが、僕達のレーベルに連絡を取り、歌をプレゼントしたいと言ってくれたんです。すごく素敵な歌ですよ。あと、最近モバイルゲームのサウンドトラックのBTS Worldを出したのですが、その中でJuice World、Zara Larsson、Mura Masa、Charli XCXとコラボしました。違う国のアーティストとコラボするのは楽しいですね。

Q: BTS Worldとは何なのでしょう?

JK: 僕達のマネージャーになり、スーパースターへと育て上げるゲームです。
Jin: 今までにお見せしたことのない僕達が演じているシーンもあります。特にRMの演技に注目してくださいね。
Jimin: ゲームの中に自分たちがいるのでプレイするのをためらいました。自分がいるゲームをするのはちょっと恥ずかしいですね。

Q: プレイヤーがあなたたちをスターにするたもの秘訣は何なのでしょう?

RM: コンスタントにプレイし続けることですね。よく学び、よく遊べです。
Suga: 僕達に本物の愛情を持っているなら、スターになりますよ。

*出典元:Grammy Preview 2020: BTS on Their Historic Year, Dream Collaborator (https://www.rollingstone.com/music/music-features/bts-interview-first-grammy-night-lil-nas-x-drake-mobile-game-891940/) by ANDREA MARKS

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