「明日から村井が一番上でやれ」だってよ
こんにちは。
今日も書いていきます。
あ、昨日のを読んでいない人は読んでくださね。
今日は昨日の記事の中で書いたように国風期間中に「いやー、キツかったな」って思った出来事を書いていきたいと思います。
昨日も書いたように今の春花園は俺以外みんな外国人。
兄弟子二人でさえ外国人で彼らから何かを教わるのかと言われると、ぶっちゃけそれほどない。
最初のうちは全く何もわからなかったから言われること全てが勉強になっていたけど、それも最初の1年で2年目からは独立した日本人の兄弟子たちから学ぶことが多く、それを俺が外国人の兄弟子に伝えるという感じになっていた。
もちろん二人とも本当にいい人で尊敬はしているし、盆栽のテクニック的なことはすごいけど盆栽の細かい知識や管理などはやっぱり日本語が器用じゃないから難しい。
そんな彼らに日本人の兄弟子から教わった内容を俺が伝えると、それはそれで向こうの兄弟子としてのプライドもあるから上手くいかないし、、
みたいな感じでなんだか変な感じだったんだよね。
それは盆栽に限らずあらゆるイベントの段取りでもそうで。
俺が率先してやると一番上の兄弟子が期限を損ねるから、兄弟子に合わせて準備をして。
けどそれを見た日本人の兄弟子は俺に怒って「何にも出来てない」と。
本来なら一番上の兄弟子が責任を負うんだけど、今はあらゆる責任は日本人の俺が背負わなきゃいけないからそれがどうもキツくて。
そのお話が夜の12時くらいまで続くのがかなりこたえたんだよねー。
もちろん、日本人の兄弟子たちはそうやって怒ってくれるから本当に感謝しているし、めちゃくちゃ尊敬もしている。
けど、そんな日々の中でついに兄弟子から「明日から村井が一番上でやれ」って言われたんだよね。
もちろん、他の兄弟子もいる前で。
それを言われた時にめちゃくちゃ楽になって。
人の責任を取れることができる立場になれれば、全て俺の責任ということでみんなに指示を出すことができるし、仮にそれで怒られるのであれば受け入れることだってできる。
ただ今までは責任を取る必要がないし、取るべき人が他にいる中で取らなきゃいけなかったっていうのがしんどかったんだなってわかった。
これからはまだ2年が終わっただけだけど、あらゆる盆栽の管理も園主のつもりで全ての盆栽の手入れをして、お客様との連絡も全て俺が責任を持ってやる。
そして弟子のマネジメントも全て俺がやる。
早速毎日今までなんとなくやっていたミーティングをしっかり形式化して1日の初めに5分、終わりに5分やっている。
兄弟子から怒られた時は「言ってわからないなら殴ってでも聞かせてやろうか」って言われたし、「後輩に教える時もその考えでいろ」って言われたけど俺が好きじゃないし、一番無能の人がやることだと思う。
人っていうのは言われている内容に納得するんじゃなくて「この人の言うことなら聞こう」って言う感じで納得するんだから、聞かせられなかったら自分がそれまでだっていうこと。
俺はみんなと信頼関係を築きながら同じ目標に向けて進んでいきたい。
44歳のポーランド人
27歳の台湾人
26歳のプエルトリコ人
35歳の中国人
19歳の中国人
25歳の台湾人
33歳のイタリア人
35歳の日本人の館長
ほとんどが年上だし、国籍も本当にバラバラだし文化も違うけど、このチームをまとめることが出来たら俺が将来世界中で盆栽園を持つラグジュアリー盆栽カンパニーを作った時もまとめるのは簡単になるだろうって信じます。
今年は本当に春花園を抜本から立て直すつもりで頑張ります。
以上。
さて、明日は春花園の業務とは別で数週間以内にやるクラウドファンディングの話をします。
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