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年末にちょうど火星回帰したから振り返りと新年の抱負を考える

みなさんこんにちは! これを書いてる今日は2023年の大晦日。年の瀬ですね。

西洋占星術の世界では火星が射手座を運行中。もともと火星射手座の私はとても忙しい12月となり、昨日の夜は火星回帰をしました。この記事は火星回帰時に思ったことと、回帰図を読んでいると、いい感じに1年の振り返りと来年の抱負ができたというお話です。

西洋占星術での火星とは

西洋占星術での火星はやる気や行動力の天体。怒りとも関連づけられますね。怒りは厄介な感情ですが、向き合い方次第で現実的に通用する強力な武器となります。
火星は公転周期は2年。2年に一度、自分の火星があるところに戻ってきます。これを火星回帰(マーズリターン)といい、自分本来のやる気が戻ってきたり、次の目標が見つけやすいタイミングとなります。
もし火星回帰のタイミングで急に怒りが湧いてきたら、それは次の目標のヒント。どうしたら怒らずに済むか?を客観的に分析して次の目標にしてしまいましょう。

また回帰する瞬間のチャートを出して火星がどのハウスにあるかを確認すると、2年間のやる気の矛先が見えてきます。目標立ての指針となるでしょう。

というわけで、私も今後の目標を見つけるために、前回と今回の火星回帰をちょっと整理していきます!

前回の火星回帰(2021年1月19日)

まずは前回の火星回帰を振り返ってみましょう。火星回帰図での火星は6ハウス。2年間仕事や奉仕、あるいは自分をメンテナンスしたり鍛え直すことで、行動起こすぞ!戦っていくぞ!という火星回帰ですね。

火星回帰する前の出来事〜火星回帰当日

時期的には2021年12月下旬に水瓶座11度にある自分のASCに土星が通過した後の出来事。同年は創作活動で個人的にショッキングな出来事がありました。そこからなんやかんやあって、立場が変化してしまったと痛感したのが、このASC土星合のタイミングでした。

その1ヶ月後の火星回帰当日はある漫画を完成させるために熱を上げてました。私は自分のネイタルのサインを擬人化して、日々のトランジットをネタに創作活動してます。この火星回帰はこのASC土星合の心境の変化を形に残したいと、筆を走らせていた頃に起こりました。私は気持ちが収まらないと、こうして創作にぶつけることがよくあります。

しかしよほどショッキングだったせいか、完成しても怒りとか強い感情が全然収まらなくて、ネガティブから戻ってこれない状態でした。そんな状況が続いた5月、「占い結果を擬人化で届けるサービスをしよう」と突然思いつきました。

占いと擬人化でおもしろいことをしよう

あまりにも落ち込みすぎて新しい流れを作らないと立ち直るの無理!と悟ったのですね。自分の得意なことを生かしたいももちろん大きな理由ですが、自分の感情をケアするために始めたことではありました。
火星回帰図のASCは感情を司る蟹座、火星は6ハウス。6ハウスはメンテナンスのハウス。心のメンテナンスのために行動を起こす、といった感じでしょうか。
ちなみに私の火星は天王星と合で、新しい流れを作るのは得意です。それはこの回の火星回帰図でも変わらなかったようです。

やるからにはめちゃくちゃ面白いサービスを作ろう!と、準備に没頭しました。企画やデザインはもちろん、どんなものなら人をワクワクさせることができるか、どうやったらライト層とプロの垣根を超えられるか。考えながら作り込みました。頭を悩ませる作業ですが、それ以上に人のために楽しいことがしたい気持ちが勝りました。6ハウスは奉仕のハウスだ。

そんなこんなで、2022年の12月に擬人化を合わせた占い鑑定・太陽回帰バディがスタートしました。

ところで、火星回帰図のMCは魚座28度。29度にある自分の太陽付近なのが引っかかりますね。実は鑑定を思いついたとき、そして開始したときが太陽に木星がきた頃だったのです。不思議ですね。

仕事が大変だった

一方で、仕事が大変忙しかったのも2022-23年の特徴です。新しい業務を与えられ、社内の立ち位置が変わった頃でもあります。6ハウスといえば仕事。やはりここ2年は働き詰めでした。
あまりの忙しさに休息の取り方をいろいろ試しました。弊社はもとから休日が少なく「いかに効率良く休めるか」は常に課題でした。ただでさえ休みにくい職場環境なのに、更に休めなくなってしまった。これは死活問題…! ここ2年でサウナや岩盤浴に通うことも定着しましたね。6ハウスといえばメンテナンス、自分を整えるハウスです。

そんなこんなで、ずっとバタバタしてた2年が終わりました。鑑定サービス・仕事・休息で2年が終わってしまった…! 出来事を羅列してみると、6ハウスに関連づけられる物事で、常に戦っていたんだなぁ…と実感しました。

今回の火星回帰(2023年12月30日)

6ハウスでの戦いに明け暮れた2023年の終わり。やってきました、今回の火星回帰。今回の火星は4ハウス。家や家族、プライベートなど。生活の拠点、心の安らぎを示す場所。家族や日々の生活、安心できることに関して行動を起こそう!という火星回帰図です。
この火星で特徴的なのが海王星からのスクエア。心なしか「おうちで絵でも描こうよ」とか言いそうな火星ですね。私もそれしたいです。

前回の火星回帰の期間、実はずっと何かに怒ってました。怒っていたというより、過去の怒りがずっとぶり返してる感じ。詳細は伏せるけど、もう過ぎたこと、どうしようもないことに対してずっと怒ってる感じ。昨日の火星回帰当日もぶり返しがひどかったです。

でも今回の火星回帰が終わると不思議とその怒りがスッと落ち着きました。なぜ怒りがぶり返し続けてたのか、その原因がはっきり特定したためです。

その原因は会社の休日事情が悪いことでした。

暴かれた原因

私は平日は企業で週5日勤務をしてますが、会業務の都合上、祝日・GW・夏季休暇も休まず出勤です。これらの休日は違う日に分散して取得する形となってます。
ところが、去年からこれらの休日をほぼ半休で消費してる状態です。数えてみたら、私は今年2日しか全休取ってませんでした…。しかも2ヶ月に1度やっと半休みたいなペースですから、今年も休日の全消化できないのでは…みたいな雰囲気になっています。以前は月1は全休取れていましたが、様々な要因が重なり有給を半休で消化するような雰囲気にになってしまいました。
半休ということは半分はわざわざ出社してるから、これでは体力が回復しませんし、やりたいこともやれませんよね。令和の時代にこれはないわ〜。

疲れると人はどうしてもネガティブになります。ネガティブになると過去に引き摺られ、前に進めなくなります。
私が鑑定に乗り出しました理由の一つが、自分のネガティブな感情を払拭して新しい流れを作るためです。しかし本業に仕事に適切な休暇がないため疲労が溜まり、過去の嫌な思い出がぶり返してる状態が続いたわけですね。せっかく新しい流れを作ったのに活かせてない。この状況は良くない…良くないぞ…。

今回の火星回帰図に戻りましょう。火星は4ハウス。4ハウスはプライベートでゆっくり羽伸ばしできる環境のこと。しかし「生活の基盤」という考え方から、仕事にも縁があるハウスです。これから2年、私はプライベートを守ために会社に対して行動を起こしていくことは、一つのケースとして考えられそう。

鑑定は今後も続けていきたい。でも人の運命を読むには、まず自分の心が落ち着いていないといけないし、私も楽しい気持ちで読みたい。そして自分の趣味の創作もやりたいことがたくさんある。まだまだ占星術と自分のネイタルで表現したいことがたくさんある。この状況は良くない…良くないぞ…。

会社には恩義はある。こざっぱりしていい意味でアットホームではない雰囲気が気に入っている。社内でも「休める環境にしよう」と声は上がるけど、何も改善してない。
私にはどうしてもプライベートの時間が必要で、それは会社に握られている。…うーむ、来年に何を抱負にするか見えてきましたね?

大晦日に良い振り返りができました。サンキュー火星!

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ここまでお読みいただきありがとうございました。ヘッダー画像は自分のネイタル射手座の擬人化です。※火星をクッション扱いするのはやめましょう。

年明けたらおだやかに創作活動できる日が戻ってくるといいな…!
みなさまもよい2024年をお迎えください。

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