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最初に断っておきたいのが、
これは映画のレビューなんて大層なものではないと言う事。
徒然なるままに書き綴ったお話。


ずっと見ないとと思って仕舞っていた映画をやっと見ました。
映画館に見に行けなくてずっとやる気がなくていてですね、
まぁ自分の話はいいか。


これは最初ドッペルゲンガーとか言ってるし、
上位相互、下位相互の話なのかな?と思って見ていたけれど違う。
オリジナルとコピーのお話
でした。

しかも少しややこしいのがオリジナルがコピーでコピーがオリジナルで、、、
俺がお前でお前が俺で、みたいな。
違うか。
書き出し3秒でネタバレ。
これほんと感覚的には見終わった後にお友達とお話する感覚で読んでくださいね。

オリジナルの復讐の話でもありコピーの復讐のお話でもある。
コピーはクローンたちを地上の人間と入れ替われるように行動させ
オリジナルはその中で元の居場所に戻ることが目的。

ここでオリジナルというと少しややこしいかな?
書いていてもややこしくてわからなくなります。
まあいいか。

それでどちらに特別感情移入するでもなく観たけれど、
やっぱり自分に似通っているオリジナルちゃんに寄り添ってしまうよね。
折角地上にあがってくることが出来たのに
自分のコピーに負けるなんて
ちゃんとした人間らしい生活したかったよね。
悔しいだろうな。


オリジナルの入れ替わり自体は失敗に終わったが、コピーの作戦は成功。
終わってしまえばただただオリジナルが可哀想なのである。
声が上手く出なくなる程の辛い体験しかなかったのに、チャンス逃してしまったね。
本当に人生ってどこでどう転がるかわからくて面白い。

じゃあコピーが悪か!というとそういう訳でもない。
コピーはコピーはただ運に味方されただけ。
大富豪かよ。
わかりやすく大富豪で革命起こした大貧民の話。
一度貧困層に落ちたものは富裕層にはなかなか勝てないのにそれを勝ち取ったんだからそりゃ都落ちしたくないから必死になるのも頷ける。
まぁコピーはオリジナルとして生きてきたお陰で勝てた、なんて一言で終わらせられない。
意味のわからない環境で生まれ育ち、目の前にチャンスが来たから掴んだだけ。
どっちを取っても悲しいしかない。

コピーなんか作るから!その上政府が投げ出すから!
今後人間のクローンが本当に作れる様になってしまったらこの映画の出来事が日常茶飯事になるんだろうな。
それはもう交通事故くらいの頻度で、オリジナルとコピーの殺し合い。
話が逸れてしまいました。


ところで、
息子は何か気付いてる?
それとも入れ替わってる?
去年ドアの中に閉じ込められたのも、マジックを覚えてないのも言葉数が少ないのもそういうこと?
コピーのお顔にやけどがあったけれどあれはマジックのライターによるものなのでは?
そもそもマジックと言っているけれどただのライターなんじゃ?
コピーが同じ動きをするって気付くのも早すぎる。
気付いていたのじゃなくて知っていたから、本当なのか試してみた?
最後にお面を被ったのは母親の真実を知ってしまった現実逃避なのか、作戦が成功した喜びなのか?

伏線回収できなかった時が一番悔しい
ここが唯一のモヤモヤ
わかっている人がいたら教えて頂けると私の人生の彩りが増しますので、、、
何卒、、、

はぁ、とてもどうでもいいけれど
うさぎかわいい。
オープニングからうさぎかわいい。
イースターバニーちゃん達最高。
復活の象徴だから使われてるんだろうけど、
とにかくうさぎかわいい。

ここまで長々お話してきたけれど、
この映画はエレミヤ書11 第11章のこれが答え。

ユダ〜


ホラー映画ってゆうかサスペンス?推理映画?
ホラーを望む人にはお勧めしません。
これホラー映画じゃないから。
スプラッタ要素もないし、そこに重きを置いてる映画ではないのでそれを求める人は見ないほうがいい。
スプラッタが見たいならアメリカンサイコとかパージを観ましょう。

これはなんで問答が好きな人にお勧めです。
見終わってしばらくはなんで?でもあれはなんで?となる
自分の頭が悪いだけの可能性は否めない。

叛逆の物語やからもはや劇場版まどマギ

お互いの“我ら“の勝負やけど結局なんでも裏表があってそれが最終的なテーマになってるのかな?
人間社会は富裕層があれば貧困層がある。
貧困層はどこまで行っても貧困層っていうありふれまくっている悲しい問題。
強者と弱者なんて一言で終わらせたくないからこんなに沢山のそういうテーマの映画が生まれるんでしょうか。
最近のホラーは現代社会が抱える問題詰め込みがち。
パラサイトもそうだったけれど。
自分はホラーとかサスペンスが観やすくて好きなので作っていただいてありがとうございますという気持ち。

久しぶりに出会えたスッキリ快感映画でした。
ラストの衝撃で騙されていた自分がおかしくてめちゃくちゃ笑えます。
間延びしそうになると話が進展してくれるから割と見やすいんですよね。
自分の書く間延びしまくりの文章と全然違います。
眠くても頑張れる。
自分の文章も少しは読んでもらえる工夫しないとな。
そしてラストでジョーダンピールありがとうとなります。
結果はあなた次第のパターンじゃなくてよかった。
やっぱり全部教えてくれるのがありがたくて好きです。
ジョーダンピールありがとうな!

面白いと話題のゲットアウトの監督さんの作品でした。
まだ見てないから見なければ、、、
それではここら辺で終わりにさせてもらいますね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

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