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【林道で転けた時の対処法】xtz125 YAMAHA 2022年フィリピンモデル

オフ車は林道で土の上を走るので、転倒するのは日時茶飯事です。xtz125は今どき珍しいキャブレター車なので多くのインジェクション車とは異なり、バイク起こしてすぐにエンジン始動とは行かないんですよね。その対処法としては、
起こした後15分バイクを直立で放置した後、エンジンをかける
となります。

・少ない腕力でバイクを起こす方法
両手でバーハンドルを必ず握って、体を単車に押しあてて、起こして下さい。その方が、テコの原理で、バイクをクルッと回転させて起こせるからで、普通に二輪教習の時にで習った事を思い出して下さい。
僕は他の所を持って起こしたことがありますが、例えば車体のフレーム(鉄パイプの部分)を持ってxtzを起こした時は何回も持ち上がらなくて、その場で倒れ込んだりして、ベンチプレスみたいなことを僕はやってました。xtzは100kgなので持ち上がったけど、重いバイクでは無理ですね。
あと例えばサイドカバーを持って起こそうとして、サイドカバーのプラスチックがポキッと折れました。
他の部分を持って起こすと失敗するので、必ずハンドルバーを持って起こして下さい。

・15分待つ理由

点火プラグに付着したガソリンが乾くのを待つためです。
キャブ車の場合、転倒するとエンジンのシリンダー内にガソリンが入るから、点火プラグがカブった状態になってエンジン始動できないそうです。(yahoo知恵袋より)

キャブはガソリンを一時的に溜めておく場所なのですが(下図)、これが横転すると確かにエンジンに液体のガソリンがそのまま入って行きそうですね。
本来はストローのようなものでガソリンをチュウチュウ吸い出して、空気と混ぜた後、気体と化してエンジンに送らないといけません。


キャブレターを分解すると分かるのですが、全部機械仕掛けで出来ていて、電子制御は一切無いです。最近のバイクはインジェクションで、全部ECUで制御してるので、比較するとオモチャみたいでショボい感じがしますが、それもまた一興です。単車が素直に苦しがってるから、少し休ませてあげないとあきません。






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