昇格試験、前後のあれこれ その2
3月20日(水・祝)
朝、トーストを食べた後、ひたすら問題集をやる。キャラメル風味のルイボスティを入れ、友人がくれたおしゃれな板チョコを食べながらやる。板チョコ美味しすぎる。友人がプレゼントしてくれるたべもの、いつも美味しい。
夫は洗車に行くといって外出。と思いきや、自動車事故による渋滞に巻き込まれて疲れたと、洗車を諦め早々に帰ってきた。
昼食を食べ、また勉強し、その後フィットボクシングをプレイした。
勉強し、自炊し、運動し、こんな健康的な生活があるかよという気分になる。ある。
本日、水曜日のダウンタウンで「清春の歌詞、すべて書き起こさないと脱出できない生活」の放送日である。CMの段階ですでに面白かったので夫に録画してほしいと頼む。明日、試験が終わった後で二人でゆっくり観ようと思う。
3月21日(木)
いつものように朝5時10分ごろ起床、トーストとコーヒーで朝食。
そわそわする。本日、ついに試験。夫が先に出社した後、問題集を開くも、手につかない。結局いつもよりかなり早く出社することにした。
会社につくと、上司から「今回の試験、後々のことを踏まえると結構重要だから」と言って去っていく。そうだろうと思っていました。この前、この部署は解散し、別会社に吸収されると発表があった時、昇格試験の結果によって別会社での給与がぜんぜん変わってきてしまうなと思っていた。こわい。しかしあと1時間程度で試験である。もうやるしかない。
web試験を受けるために、会議室にpcを持ち込み、さあ試験ページにログインするぞというところで、地震が起きた。長い揺れで思わず会議室を飛び出す。動揺。先輩と怖い怖いと言い合った後、会議室に戻ってさあログインと思ったら今度は試験サイトにアクセスできない。web試験だから、接続トラブルがあったら困るので長めに会議室取りますね~なんて上司に報告はしていたが、まさか本当に接続トラブルが起きるとは。さらに動揺。総務部に電話して解消してもらう。ログインできた。試験開始。
思った以上に出来は悪かった。地震や接続トラブルで動揺したからではない。これが自分の実力だなと思った。言い訳できない。勉強不足だし、なおかつ試験慣れもしていないな自分は、と思った。
昼食は、同僚みんなでサムゲタンランチを食べに行った。この間の「弊部、解散!」の発表で動揺している私たちのガス抜きのために、リーダーがみんなを誘ってくれたのだ。ありがたすぎる。このリーダーの存在にはいつも助けられていて、個人的な相談もしているくらいだから(彼は税務や相続手続きに明るい人で、父親の相続放棄に関して相談に乗ってもらったりした)部が解散してリーダーと違う部署に流されるのはいかんともしがたいのだが、私は流れに身を任せるしかできない。サムゲタン美味しい美味しいと言いながら、ため息の出る話題が繰り広げられる。私は試験後の疲れた頭も相まって、なんかよくわからんけどどうしましょうかねえと15回くらい繰り返した。
退社。夜ご飯を作る気になれない。帰りのタイミングが一緒になった夫と最寄駅で待ち合わせ、カフェでタコライスを食べる。夫はキーマカレー。食べながら、今日の試験は多分だめだったと話す。こういう時、話を聞いてくれる人がいるって本当にありがたい。
帰宅後、録画していた水曜日のダウンタウンの、芸人さんが清春の新曲を聴いて歌詞を正確に書き出せるまで部屋から出られない回を観る。清春、思った以上に何を歌ってるか聴き取れないではないか。苦悩し頭を抱える芸人さん。面白すぎる。せめてものヒントを買うために部屋で内職をしていた。清春のポストカードをえんえん袋詰めし、小銭を貯める。夫とソファでだらだらしながらずっと笑っていた。高額ヒントとして清春本人が出てきて、詩の解説をする。本気で笑いすぎて、試験の疲れが吹き飛ぶ。
寝る前、夫が清春の歌い方の真似をしてくる。あんまりにもやりすぎた物真似で、思わず「もうそれ清春じゃなくて、五木ひろしの物真似する清水アキラに寄ってるわ」と声かけする。「わたしが淡谷のり子先生だったらイヤホンとって帰るやつ」と言うと、夫が「下品よ!」と往年の淡谷のり子節を真似るからまた笑った。
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