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日常にもどる

 12月中旬より浮いていた。もろもろ理由はあるが、それが1月になっても続いていた。そろそろ日常に戻らねばなるまい、と思っていたら1月下旬から2月初旬はコロナに罹ってしまい倒れていた。

 気がつけば2022年も11%が消失している。ヤバい。すでに一割超を呆けたまま消失したわけである。これは良くない。

 ということで今日は建国記念日である。キリスト教界隈では「信教の自由を守る日」である。中高生時代以来、日本の教会文化を背景にして育ったので意義は理解しているつもりだが、とくにコミットしたいとは思わない。

 理由はシンプルで公的二枚舌が苦手だから。多くの教会が「日本書紀に基づく紀元節、歴史的経緯が曖昧な初代・神武天皇即位の日は、その歴史的経緯において曖昧である」という主張をする。つまり国家の起源に関する神話的表象が非科学的であることは許すまじ、という主張である。しかし返す刀で、教会の基礎となる主張を考える。創世記ないしトーラー(律法)の歴史的起源もまた非科学的なのだ。結果、政敵の主張に関しては非科学的だとわめき、自己批判の段階では目をつむる事態になっている。公的二枚舌である。

 ぼくは教会に育てられたことを感謝している。彼らが、ぼくに教えてくれたことは、聖書に対して、神に対して、キリスト教に対して、教会に対して、すなわち世界に対して誠実であれ、ということだった。だから誠実に考えた。結果、公的二枚舌は耐えられない、そう思った。

 そんなわけで、そもそも目前の問題でないことについては興味がなく、ノンポリであるぼくとしては今日も明日も明後日も、日々の糧を得るための労働に勤しまねばならない。しかも、2022年は博士論文の大部分を終えなくてはならない年である。取捨選択をして、日ごとに歩を進めたい。

 咳もかなり収まってきたので、なんとか願う日常にもどりたい。

以下、今月中のタスクである。

・シナリオ執筆
・掃除
・確定申告
・シナリオ案の提出

3月初旬には可能な博論の構想を整理するところを目指したい。

【追伸】コロナ罹患において、お見舞いとしてサポートを頂戴いたしました。有難うございました。

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