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2024年の幕開け
2024年もあっという間に5日となり
皆さんもそろそろお正月休みが終わる頃でしょうか??
僕は昨日撮影がありましたので、それが仕事始めになるのかもしれませんが、1月1日からびっくりするくらいのタスク量に追われながら日々を過ごしており、今年も仕事との結婚生活円満な気配が濃厚となっています。
毎年恒例となっている、初日の出参り。
今年も行って参りました。が、、、
今年は天気が最大のネックでした。
太平洋側はバリバリ晴れ予報だったのですが、僕が行きたかった場所は明け方まで雨予報・・・
初日の出が見れないとなんか縁起が悪くてすっっっごく嫌だなぁって思ったんですが、途中で気持ちがスッと切り替わりました。
安パイとって確実に見れる場所に行くことって果たして縁起良いんかな?
って。見れないだろうというところに行って見る方が100倍価値があると思ったのです。見れなきゃ見れないでネタになるし。笑
今年に相応しい初日の出ポイントは、長野県の『美ヶ原高原』だと決めていました。
ここは2024年に公開が控えている長編映画『莉の対』の記念すべき1stカットの撮影地でした。
僕が日本の中で最も好きな場所の一つである美ヶ原に映画完成のお礼を言いに行きたかったのです。全てはここでの撮影から始まったのです。
そして、これまた面白い事にこの日のパーティーはあの時と同じ!
相方の彰夫とスチールカメラマンとして入ってくれたトミー(富田大樹くん)。
![](https://assets.st-note.com/img/1704464727412-Xn2G70ntnB.jpg?width=800)
マジで死ぬかと思った前回の美ヶ原での撮影でしたが、今回は雨だと言うことでまあ雪なんぞないだろうと思っていました。
ところが美ヶ原の麓に着くと雪がバンバン降ってきて、山道を車で走っているとまさかの出来事が起きてしまいました。
昨夜からの雨で地面が凍って車がスリップしまくり。東京の車なのでノーマルタイヤよろしくで、俺とトミーで車を押したとてミリもタイヤが地面を噛まん。これ以上登るとスリップして山中で全く身動きが取れなくなるか崖から転落して死亡するかのガチで危険なやつだと判断せざるを得ず、ここまで来てまさかの諦めムード。
さすがにネガティ
いや、まだ行けるど・・・
時折通る車(with スタッドレスタイヤ)が山道を登っていく姿を見て
「俺たちの車は捨ててヒッチハイクしようぜ」
という謎の粘りに思考を切り替えました。
朝3時に通る車はなかなか少ないから、待ってる間は3人で遊んでました。笑
その流れで、『もってる男選手権』開催。
誰がヒッチハイクを成功させれるか。
そして・・・
我、もっとったーーーーー!!!
こうして一人の心優しき方(やまもとさん)のお力を得て
無事に美ヶ原に帰って来ることができたのです!!!!!
やまもとさんとスタッドレスまじ神!!!
相変わらず美ヶ原は圧巻の景観と極寒の地でした。マイナス7℃程程だったのに、長時間の外待機はまああああ、体にこたえた。
だけど。
綺麗なんだよなぁ。
![](https://assets.st-note.com/img/1704416750970-AMjGN8GyHy.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1704416752187-xZCZixfv9q.jpg?width=800)
1対の樹々
![](https://assets.st-note.com/img/1704417031416-BAvbsPf6i1.jpg?width=800)
幻想的な一枚が撮れました
![](https://assets.st-note.com/img/1704417226219-shKtlg0OIC.jpg?width=800)
雲が切れる事は無かったけど、それでも薄くなる瞬間があり、光に向かって必死にシャッターを切ったこの時間はとても愛おしい時間だった。
指も顔も凍ってしまってたけど、山の向こうに感じる熱に感動しちゃった。
なんだか僕には、誇らしげに光り輝く朝日よりも断然素敵に感じられました。
ここに来て良かったと心から思った。
![](https://assets.st-note.com/img/1704416624502-JLeMgw4tT3.jpg?width=800)
初日と美ヶ原の雪を浴びせてきました
![](https://assets.st-note.com/img/1704416648059-Rfrrmj9wmB.jpg?width=800)
今回の旅もまた人の助けを借りました。
やまもとさんだけじゃなく、トミーの力も大きかった。
前回の美ヶ原撮影の時もトミーがおらんかったら絶対うまくいかなかった。今回もそう。
彰夫も眠い中運転頑張ってくれた。
みんなありがとう。
光に向かって必死に手を伸ばしている事が、
その瞬間が一番美しいものだと思いました。
今年も、頑張ろう。
必死に手を伸ばしていきますね。
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