遊戯王制限改訂雑感〜2023年4月1日環境〜

皆さん、こんにちは。直江津高校3年生、羽川翼です。

本日2023年3月26日21時、新たなリミットレギュレーションが発表されました。今回の記事はその雑感。今回の制限改訂への感想はかなり薄味なので、ちょっと淡白かも。

では早速本題へ。

⑴禁止カード

新禁止カードは1枚。

スプライト・エルフ
スプライト出たて、まだティアラの危険性が認知されておらず、環境がほぼスプライト1色になってた頃、大会プレイヤーの友人が組んだスプライトデッキを借りて数回だけ使わせてもらったことがあるんだけど、その時点で「禁止にするならエルフだな」って話になってたので、まあ当然やろなって感じ。

スプライトデッキの強さって、圧倒的な初動枚数からくる安定感と、誘発などの汎用メタカード枠の多さによるところが大きい。
スプライトのカードたち+誘発とかの妨害で盤面を作って、ターンが返ればまた安定して盤面を作りに行けるっていうのが強み。で、この初動から盤面を作る時とか、妨害を置きに行くときとか、あらゆる場面でアドを稼いでくるのがエルフ。自分/相手ターンに打てるから、この両方の役割をそれぞれ担えるし、墓地のモンスターを再利用する効果によってメインデッキに誘発とかを積む枠を間接的に生み出してた部分もある。

スプライトってテーマは共通効果で展開して、その展開途中でアドを稼いでくるから、エルフ以外を規制しようとすると、メインデッキのカードを複数種類禁止にするとか、そういうレベルになりそうってのもある。一番痛みの少ない方法はエルフ禁止なのかなって感じ。

ガチデッキだけでなく、カジュアルでも色々使われてたので、影響は大きそうだけど、個人的にはノーダメージ。早い段階で「こいつ絶対禁止やろな」って思ってたから、一切コイツを使うデッキを組まなかった。なので本当に無傷。大勝利。

⑵新制限カード

いっぱい。まずは緩和組。

焔征竜-ブラスター
グローアップ・バルブ
ふ〜ん、という感じ。

バルブはまあ、ハリもいないし、リンク数を手軽に伸ばせるのは強いけど、バルブじゃなくてもできる、みたいな感じもあるのかも。初手からリンク2を組める可能性にブレーキかけとく、ってので制限ってのも分かる。

ブラスターは結構喜んでる人多いイメージ。僕は今んとこ使い道思いついてないけど、使えたらちょっと強いな、くらいかもしれない。楽しそう。

続いて強化組。

剣神官ムドラ
古尖兵ケルベク
深淵の獣 ルベリオン
スプライト・ブルー
ティアラメンツ・ハゥフニス
ティアラメンツ・メイルゥ
深淵の獣 ドルイドヴルム
深淵の獣 バルドレイク
スキルドレイン

作ったやつはマジで反省しろバカタレ

深淵の獣は、竜魔導の守護者のサーチに使ってたのでちょっと悲しい。また別のアクセス方法考えないとなあ。

スキドレはまあ、こういうメタカードの宿命みたいなとこがあるから仕方ないかな。自分ではほぼ使わないから正直どうでもいい、使ってた人はドンマイって感じ。

⑶新準制限カード

こちらもいっぱい。まずは緩和組。

エンシェント・フェアリー・ドラゴン
転生炎獣 ガゼル
鎖龍蛇-スカルデット
星守の騎士 プトレマイオス
BF-隠れ蓑のスチーム
雷鳥龍-サンダー・ドラゴン
天底の使徒
魔導書の神判

天底と神判の緩和は嬉しい。特に神判は2枚と1枚だと使い勝手が大きく違うし、実際にデッキにして使ってたので楽しみですね。
その他はまあ、特に言うことなし。スカルデットは今後の新規次第ではまた暴れないのかな〜ってのはちょっと心配。

強化組は1枚だけ。

神碑の泉

ルーンのキーカードが規制。
マスターデュエルでも絶賛ヘイト買い放題のテーマだけど、どっちかっていうと組み合わされてるロック系永続罠たちによる部分が大きいと思う。その辺はスキドレの制限とかで対応したんだろうね。
マスターデュエルなんかだと、基本的に相当上振れた初手じゃないと、他のTier1級デッキには勝てないイメージなので、「おもんない」ってより「カモ」って印象が大きいから、まあまあ別に……って感じ。OCGの大会だとどうなんでしょうね。

⑷新無制限カード

オルフェゴール・ガラテア
鬼ガエル
閃刀姫-カガリ
八汰烏
呪われしエルドランド

マジで何も言う事がない。使ってるカード0だし、使う予定もそんなに無い。使ってる人たちは良かったねって感じ。

⑸その他

今回、従来から発表タイミングを変えたこと、事前に制限改訂内容の発表日時を告知したことなど、色々と形式面での変化があって、改訂内容よりこっちの方が話題を呼んでいた印象がある。

事前に発表日を出すとかは結構歓迎なんだけど、それができるなら規制理由と謝罪文を出すこともしてほしい。
仮にも、商品として発売して、こっちがお金を出して購入したものを、「公式では使っちゃダメですよ」と言うんだから、相応の説明責任を果たして謝罪をするのは、然るべき責任の取り方だと思うんだよな。
ましてや今回……というか、ここ数回みたく、「最近出したカードは全部欠陥商品でした」と言わんばかりの改訂をするの、普通に意味分からんからな。

まあ、少々大げさな要求であることは重々承知の上ではあるけれど、そのぐらいの責任感を持って、カード製作やら、レギュレーション策定に当たってほしいものですね。

今回の制限改訂雑感は以上。マジでいうこと無さすぎて薄味でしたね。次の記事はもうちょっと読み応えあるものにしたいです。それでは。

なんでもは知らないけれど、この記事を読んでくれたあなたのことは知っています。羽川翼でした。

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