見出し画像

デス・オア・グローリー ヒスイの髪留めプレイログ

ツイッターで流したデスグロのプロローグともいえる「ヒスイの髪留め」のプレイログを再掲載

~ヒスイの髪留め~
とある町の商人に依頼された冒険者たちは、明日の糧を得るために、栄光を得るために冒険行へと繰り出すのであった、これは一同の冒険行の記録である。

さて、まずはこの冒険行を行う冒険者たちを紹介しよう。

画像2

傭兵戦士カール

田舎の粉屋の五男坊、巨体とその巨体に相応しい大食いのせいで家を追い出されたがその体を活かして傭兵、冒険者として生きる事に成功。

身分に似つかわしくない立派な全身鎧は過去に手に入れた自慢の品物。

悲惨な身の上でありながら楽天的、社交的な性格は生来のお人よしさからきている。

画像3

放浪の僧侶ローベルトー

南方の帝国に名高い「金獅子修道会」の一員。

腐敗した上層部に嫌気がさし、世情定まらぬ北方を放浪しつつ人々に信仰への道を啓蒙している。

また言葉で止まらぬ輩を止める為磨いた戦いの腕もなかなかのもの。
世情を知るが故に堅物すぎる人物ではないが、無法は決して許しはしない。

画像4

灰色のカスパー
偉大なる大魔術師、オーディンの化身にして、荒野の放浪者、凶報の運び手…などの様々な二つ名を名乗る半分以上ボケた魔術師の老人。

名乗る二つ名は勇ましいがこの年齢まで町から出た事が無い事を周りの皆は知っている。

いつも訳の分からぬことを口走り、誇大妄想としかとれぬ言葉をまき散らす
一方で知恵深く、目ざとい所も見せる底知れぬ老人。

画像5

軽装戦士を名乗る盗賊カミル

元々は南方の「帝国」の大都市を根城にしていたが、地元の顔役とトラブルを起こし、北方まで逃げてきた。

危険な冒険者稼業を引退し、安楽な隠居生活を送る為に、いつも割の良い儲け話を探している。

僧侶であるローベルトーが苦手で、二人きりにならない様気を付けている
投げナイフの腕前は歴戦の戦士にも劣らない。

画像6

金銭の欠如や義侠心、冒険心などそれぞれの目的は違えどこの依頼を果たす為に徒党を組んだ彼らは結束を固める為、前祝と称しささやかなに酒を酌み交わした。

無論明日など知らぬ浮き草のような生き方を続ける冒険者たちが、ささやかな宴で終わらすはずもなく身も世もなく大騒ぎを始め、冒険行の前日の夜所か当日の未明になるまで浮かれ騒いだのは言うまでもないのでした。

画像1

さても良い旅立ち日和、四人の冒険者は依頼を果たすために旅立ちます。
昨日(未明)の酒が幾らか残っているのか、油断した彼らはスリに金貨六枚もの大金をまんまと盗まれてしまいました。
意気が下がりつつも、出会った地図売りから地図を買い、町の外へと向かうのです。

途中、大通りに怪しげな占い師が居たので景気づけと占いを頼むと…   「ふ~~~~む……いい運勢だね、成功間違い無しだよ」との事。
現金なものでそう言われて意気上がる一行。

画像7

そこに町の衛兵が現れ、袖の下欲しさに絡まれますが
「おいハンス、か弱い老人に因縁を付けるでないぞ」
「なんだカスパー爺さんかよ、冒険に行くなんて本気かい」
「当然じゃ、灰色の賢者の冒険の一ページがまた新たに……」     「分かった分かった、でも気を付けなよ、最近ゴブリンどもが増えてるそうなんだ」

地元民であるカスパーが、知り合いの衛兵から情報も手に入れます

さてさて一行は準備を終え、町を出ます、ここからが真に冒険の始まりと言えるでしょう。

彼らの冒険がどのような軌跡をたどるか…それはまた次の章で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?