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攻撃を点から線に

2021年12月18日GAME=ONE
岐阜スゥープス78ー89鹿児島レブナイズ

この試合の敗因はハッキリしている。ひとえにミスが多かったこと。ターンオーバーが20を数え相手の倍以上。その差が結果に出た。

古賀森人は積極的なドライブでチームに貢献


このところプレー時間を伸ばしているルーキー古賀森人は「3Qで攻撃がうまくいかずパニックになった」と試合後に語った。試合の立ち上がりは良くても、一つのピリオドや後半の立ち上がりにリズムが作れず突き放される。それはスゥープスがずっと抱えている課題である。


逆に今季は大きな変化がある。スゥープスはクラブ時代からアウトサイドの攻撃が得意なチームだった。しかし「今年はインサイドが強力なので」(荒川凌矢主将)と言うように、213センチのジェイス・ジョンソンをはじめ、アレックス・フロレスカもジェレル・ライトも強力な得点源となっている。当たり外れがある“みずもの”の3ポイントシュートよりも確実な2ポイントの方が、加点を計算しやすいのは確かだが、後半相手はインサイドにボールが入るとダブルチームで防ぐ場面が増え、ファウルの笛も鳴らずにシュートを落とす場面も目立った。


この試合での3ポイントシュートの試投数は、スゥープスが「13」でレブナイズが「23」。もう少し外から打つことができれば、インサイドのマークも緩くなるのではないか。

司令塔としての期待がかかる荒川凌矢主将


スゥープスの攻撃は、外国籍選手が「自分で何とかしよう」と責任感を持って攻め込んでいる印象が強い。つまり”点”の攻撃である。日本人選手を有効に使いながら点を線にしていくそういった作業ができれば、3位のチームでも逆転は可能ではないかと感じた。

もちろんミスは少なくしてのことだが。

この試合もスゥープスチアリーダーズに関しては勝利でした


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