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安堵感が漂うGAME2 辛勝も連敗しないことが大事

21年2月7日(日)GAME2 岐阜スゥープス89-80金沢武士団

前日の不甲斐ない敗戦からのGAME2。勝率5割を目標とするスゥープスにとって、どれだけ修正を施し勝ちゲームに持って行けるかがテーマだった。とりわけ課題となったのが、攻撃で相手の弱点をどれだけつけるか。そして、得点ランクトップのアンドレ・マレーに自由を与えないタフなディフェンス。その二つのミッションをクリアすれば勝利はおのずと近づくはずだ。

気を付けたかった立ち上がり。フィリップ・アブのダンクで先制したが、バスケットカウントのシュートを2本決められるなど、前日ほどではないにしろ、やや相手の勢いに押される場面もあったが、田中昌寛やワース・スミスの3ポイントなどで競り合いに持ち込んだ。1Qで25失点は、守備をベースに戦いたいスゥープスにしては少々取られ過ぎだが、それでもしっかりとくらいついていった。

1点のビハインドで入った第2Qは守備が機能。24秒バイオレーションを2度奪う粘り強さを見せる。1Q後半からマレーをマークした増本優太も、ファウルを取られながらだったが厳しい守備でチームに貢献。相手を11点に抑えて逆転し、41-36と5点のリードで前半を終えた。

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後半は一進一退の攻防となったが、相手の果敢なアタックにファウルが重なり、それで与えたフリースローをことごとく沈められ逆転を許す(金沢のフリースローは計24本中23本成功と超高確率だった)。だがスミスのオフェンスリバウンドや24秒ギリギリのシュートが決まり3Qは5点差をキープした。

運命の最終クォーター。スゥープスがシュートを決め切れず、得点を伸ばせずにいると、またしても相手にはバスケットカウントが与えられ、ついに73-74と逆転を許してしまった。しかし、ここで本領を発揮したのはフィリップ。吉田のシュートのこぼれ球をしっかりフォローし、リバウンドを取るときっちりシュートも決めて再逆転。さらに速攻からダンクを決めてチームに勢いをもたらす。さらにフィリップはこのQだけで5本のシュートブロックを決め、攻守ともにリング下を支配。相手のチームファウルによるフリースローはスミスがミスなく沈めて89-80でしっかりと勝ち切った。

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点差ほどの余裕の勝利とはいかなかったが、しっかりと勝ち切ったスゥープス。これで4節を終えて5勝3敗、順位は5位となった。

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スタッツから見た振り返り
・ワース・スミスが29得点14リバウンド、フィリップ・アブは18得点11リバウンドと二人がダブルダブル。
・スミスはフリースロー10本中10本成功。
・リバウンドはスゥープス49本に対して金沢は34本と圧倒的に優位に。
・ターンオーバーが13本と多く、次節に向け修正したい。

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*HCと選手の試合後のコメントは聞いてありますが、どういう形で公開するか検討中です。楽しみにしていた方には申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。

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