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シーソーゲームを勝ち切る

2024年7月22日
第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)グループステージ第1戦
名古屋グランパスU-18 〇3-2 湘南ベルマーレU-18


【試合の概要】
3年ぶりの優勝を目指す日本クラブユースサッカー選手権U-18。グランパスU-18はグループEに入り、湘南ベルマーレU-18、愛媛FC U-18、東京ヴェルディユースと対戦する。今年からグループ1位だけが決勝トーナメントに進出するという厳しいレギュレーションに変更となり、より1試合の重みが増す戦いとなった。

先制点を決めた大西利都

【試合の流れ】
この日も先週のプレミアリーグ・神村学園戦と同様に幸先の良い立ち上がりとなった。開始2分、杉浦駿吾が胸トラップから反転して出したスルーパスを、抜け出した大西利都がしっかりとファーストチャンスを決めて先制点を奪う。しかし追加点が決まらず、14分に左サイドをドリブルで切り裂かれて同点。
1-1で折り返した後半、3分にカウンターから最後は西森脩斗が決めてリードするも、12分にPKを決められて再び試合は振り出しに。開幕戦から点を取り合うシーソーゲームで試合を決めたのは交代出場の神田龍。杉浦のシュートが相手DFのブロックに遭い跳ね返ったところをダイレクトシュート。GKの位置を見てふわりと蹴り込んだ。
グランパスU-18は、難しい大会の初戦を紙一重の闘いながらしっかりと勝ち切り勝点「3」を獲得。23日はともに1点差で勝利した愛媛FCと戦う。

【コメント】
大西利都

公式戦2試合連続で電光石火のゴールを決めた

「(杉浦)駿吾くんがボールを持ったタイミングでスペースを見つけたので、そこに走ればいいパスが来るのは分かっていました。シュートはたまたまみたいな感じだったんですけど、入って良かったです。
暑さがすごくて、前半は特に足も動かなかったんですけど、後半からはみんなの動きにキレが出てきたと思います。
監督からファーストチャンスって毎週言われているんで、そこはすごく意識をしていました。この大会は何があるか分からないので、明日も全てのシーンで集中して、自分がファーストチャンスを決めて、良い試合ができればと思います」

西森脩斗

チャンスでしっかりとポジションを取りなおしたことでフリーに

「チーム全員で守ってつながったチャンスで最後自分のところにきたので、FWとしてあれは決める責任があったし、まずは決めることができて良かったです。
グループステージで1チームしか上がれないので、もうトーナメントが始まっているんだって自分は勝手に思っています。負けたら終わりだと思うし、1回勝っても変わらないので、明日からもチームとして引き締めつつ、FWが仕事をすることが、チームにとって1番のプラス材料だと思います」

神田龍

冷静に右足を合わせて決勝点をつかみ獲った

「(杉浦)駿吾くんがシュートモーションに入った時に『こぼれ球があるかな』って予測をしていて、そのこぼれ球が本当に自分の目の前に来て、GKが出ていたのが分かったので、ちょっと浮かして決めようと、冷静に狙えたので良かったと思います。
駿吾くんがケガから復帰してきて、(西森)悠斗も帰ってきて。シャドーのポジションは人が多いですし、途中出場からが多くなるかもしれませんけど、その少しの時間で結果を出せるように、どんどんゴールに関わっていきたいと思います」

本文以上。もしグランパスU-18に興味があり、また情報が欲しいと思った方はご支援を頂けると助かります。

本日の試合と23日の試合を合わせて、中日新聞のWEB版、グランパスウォッチャーで記事化する予定です。そちらもチェックを。

本日車移動で睡眠1時間のため、おまけを選定する余裕がありません。クラブユースをまとめた記事を書く予定なので、そこで蔵出しをするかもしれません。

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