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消化不良のゲームは明日の糧にしよう

2021年2月6日(土)GAME1 岐阜スゥープス74-87金沢武士団

開幕から4勝2敗、現在3連勝中と好スタートを切った岐阜スゥープス。昨シーズン12位の金沢武士団を相手に連勝記録を伸ばしたいところだった。しかし、スゥープスにとって確実に勝てる相手は存在しない。あくまでも挑戦者だという事を改めて思い知らされた一戦となった。

この日のスゥープスはとにかくシュートが決まらない。立ち上がりから8度の攻撃機会があったものの、シュートミスやターンオーバー、ダブルドリブルなどで得点につながらず、金沢はアンドレ・マレーを中心にしっかりと得点を重ねていく。フィニッシュの形が悪く、リバウンドを取られて相手の速攻を食らう悪循環に陥いる場面も多かった。

前半を終えて、シュートの成功率が岐阜25%、金沢が50%では27-46という結果も仕方ないだろう。ちなみにこの時点で、金沢のキーマン、マレーには17得点14リバウンドのダブルダブル、3スティールを許している。

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後半に入り、ママドゥ・グアイを中心に追い上げを図るスゥープス。しかし、要所要所でマレーに得点を許し波に乗り切れない。3Qの終わりにはブザービーターで3ポイントを決められ、点差をつめるどころか、逆に開いてしまった。

4Qに入り、スゥープスは守備の激しさが増したことでようやくリズムを掴み始めたが、それまでの負債を返済するには至らず。昨シーズンも痛い目に遭ったマレーを止めることができなかったことが敗因として挙げられるが、スタッツを見ると金沢は4人の日本人選手が二桁得点と、バランスよくシュートを沈めており、最終的な成功率も47%に。明日はその対策も考えたいところだ。

とにかく、明日のGAME2は立ち上がりから自分たちのリズムをつかむことが大事。それぞれの選手がファーストシュートを気持ちよく沈めることができればこうした試合にはならないはずだ。金沢はセンターのジージオ・ベインが故障で離脱中であり、台所事情は正直苦しい様子。そのチームに連敗となるとせっかくの好スタートが水泡に帰すことになる。リズムよくボールを回し、いい形でシュートに繋げ勝利を掴み取りたい。

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わずか12秒弱だったがB3デビューを飾った#2高橋快成選手(特別指定・高校2年)

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