見出し画像

友人の一言で雲南コミュニティキャンパスに飛び込んでみた最初の話

長かった受験期も終わり、春からの大学生活を描いていた矢先に世の中は一変し初めての一人暮らしは自粛生活という形で始まりました。

これから自分たちの大学生活はどうなるのだろうか、この状況がいつまで続くんだろうと先の見えない不安に悩まされていました。まだ大学での知り合いはほとんどおらず、地元の友達と連絡をとってはよく電話をしていました。思い描いていた大学生活とは180度違ってくるのだろうなとうっすら覚悟をしていました。

これまでの学び方とも違う、大学で頼れる人はまだいない、履修登録の仕方さえ分からない自分がこれからの大学生活でどう動いていくべきか考える日々が続きました。「何かしなきゃ」という気持ちは強くなるのに何をしたらいいのか分からない、そんなジレンマに悩んでいました。

そんな時あるメッセージが届きます。

通知を見ると高3の時に同じ塾に通っていたMちゃんからのDMでした。
「元気ー?お互い頑張ろうね」といったやりとりが続いた後、彼女からある誘いを受けます。それは「雲南コミュニティキャンパスって知ってる?良かったら一緒にしない?」というものでした。

”...雲南コミュニティキャンパスって何だろう笑”と一瞬思いましたが、高校が別で塾では挨拶をしたり軽い会話をする仲だった彼女からなぜ私にこの誘いが来たのか、ということに妙に面白そうなワクワクを感じました。
それがどういったものか詳しくは分からなかったけれど「気になる!」と返信しました。
これは後から分かりましたが、「なぜあの時私を誘ってくれたの?」と聞くと、「自分でもよく分からないんだよね、偶然かな笑」とMちゃんは笑って話していました笑 

この1つのメッセージが私のこれからの半年間を変化させてくれたといっても過言ではないなー、と半年経った今思います。

ここでこれからMちゃんと私が参加することになる雲南コミュニティキャンパスのチャレンジラボについて説明します。

【雲南コミュニティキャンパス:サイト】

【雲南コミュニティキャンパス:Facebook】

雲南コミュニティキャンパス、略してU.C.Cは島根県雲南市で行われているプロジェクトです。全国各地の様々な大学から集まった大学生が主体となって、地域の大人たちと共に雲南市の地域課題に取り組みます。今回のチャレンジラボでは各大学生が興味のあるラボに所属し約1ヶ月間チャレンジを行います。そして例年と大きく異なる点は今年はオンラインでのラボ開催ということです。ミーティングは全てオンラインで行われました。

さっそく私たちはU.C.Cについて調べ、参加することを決めました。

そして私たち2人は雲南市にある久野地区がフィールドの”久野ラボ”に所属することにしました。久野では今年新しく開設された久野交流センターを活用し、「どのようにしたら若者達に集って貰えるか」という課題を解決していきます。
地域外の人や地域内の人達にとってもさらに魅力的な場所にしていくためには交流センターでどんな企画を打ち出したらいいのだろう?と学生達で模索していきます。

【久野地区振興会の方のFacebook】


【久野交流センター:HP】

キャンプやBBQが行えるかみくの桃源郷という施設や天然酵母を使用したパン屋さんなどのお店もあります。春に咲く花や豊かな自然がほんとうに綺麗な場所なんだな~、と!

さっそくzoomで顔合わせが行われました。所属メンバーはそれぞれ異なる大学で、出身地も学年も異なりました。
私達のチームでは各役割が決まっており、経済学部のK先輩はファシリテーター役、工学部のSさんは会議準備、Mちゃんは日程調整係、そして私は会議内容を議事録としてまとめグーグルドキュメントで皆に共有する報告係となりました。

緊張しながらも参加してみるとみんな大学も学部も違うし興味や考え方も違う。
私はそこがとても面白いと感じました。”そんな考え方もあるんだ!”と刺激を貰ったり、オンラインで他大学の繋がりができたりし、初回からワクワクした気持ちになりました。
同じ大学の人よりも先に他大学の人達と知り合いになっていたことは面白いなと思います笑

”面白そう!”という気持ちだけで飛び込んだ私がこれから約1ヶ月間を通して色んなことを考えさせられたり、学んだりしていったことをこれから書いていきます。
恐らくその間で大きく自分が変わったわけではないし、誰かから見たら小さな変化かもしれません。ただ、これからの記事の中で連鎖的に誰かと繋がっていく様子や大学以外で学んだことの楽しさを少しでも感じて貰えたら嬉しいです。そしてUCCの活動や島根県雲南市という町に興味を持ってもらえたらより嬉しいです!

次回はラボを進める中で見えてきた地元の魅力についてです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?